アメリカの小売店舗視察 その3の2(インテリア・キッチン用品)



ふるさとグローバルプロデューサー研修生の石山です。


今回は、以前のブログ、アメリカの小売店舗視察 第3弾のインテリア・キッチン用品店の続きです。

 前回ブログはこちら:http://mcrossintl.blogspot.com/2016/11/blog-post_12.html


インテリア雑貨やキッチン用品全般を扱う、ベッド・バス・アンド・ビヨンド(BBB: Bed Bath & Beyond)とクレイト・アンド・バレル(Crate&Barrel)の比較はすでにしましたが、ここで念願の(?)キッチン用品専門大型チェーンの「ウィリアム・ソノマ(William Sonoma)」と、「サ・ラ・テーブル(Sur La Table)」に行きましたので、様子をお伝えします。


Sur La Tableはフランス語で、「食卓の上」という意味です。厳密にいうと、発音は「スー・ラ・ターブル」(私の第2外国語はフランス語でした!)ですが、アメリカでは「サ・ラ・テーブル」と呼ばれているようです。アメリカに115店舗あります。未上場で、売上高は非公表です。


サ・ラ・テーブル店内。カジュアル感は出つつも、きれいな店内です。

日本のブランド旬(Shun)の8インチ包丁のお値段は、ここでも140ドル、ドイツのWusthofは100ドルと、クレート&バレル(Crate&Barrel)と同じ。雅(Miyabi)という包丁もあり、これはサ・ラ・テーブル独占販売のようです。


雅の包丁はセット販売もあります。


次はウィリアム・ソノマを見に行きました。
ウィリアム・ソノマは、アメリカに239店舗あります。売上高は、約10億ドルです。


こちらはウィリアム・ソノマの店内。サ・ラ・テーブルよりも高級感があります。


同じものを比較するとわかりやすいので、こちらでも旬の包丁をチェック。8インチ包丁のお値段は、ここでは180ドル、ドイツのWusthofは100ドルでした。サ・ラ・テーブルやクレート&バレルよりも旬の8インチ包丁が40ドルも高いです。


フロアスタッフがたくさんいて、話しかけてきてくれるなど、サービスがとてもよく、客層も年齢層や所得層がサ・ラ・テーブルやクレート&バレルよりも上のようです。逆に、店舗面積は小さめで、商品数も少ないです。デザインもよりトラディッショナルなものが多い気がしました。キッチンガジェットなど斬新だったりハイテクなものは、サ・ラ・テーブルに多かったです。



こう見ていくと、商品によって、どの小売店で販売するのが適しているか、少しずつ見えてきますね。


以上、前回のアメリカ小売店舗視察インテリア・キッチン用品ブログの続きでした。


前回ブログはこちら:http://mcrossintl.blogspot.com/2016/11/blog-post_12.html




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