アメリカの小売店舗視察 その3(インテリア・キッチン用品)


ふるさとグローバルプロデューサー研修生の石山です。


アメリカの小売店舗視察 第3弾は、インテリア・キッチン用品店です。


アメリカには、キッチン用品専門大型チェーンのウィリアム・ソノマ(William Sonoma)がありますが、お恥ずかしながらまだ行ったことがありませんので、今回はインテリア雑貨やキッチン用品全般を扱う、ベッド・バス・アンド・ビヨンド(BBB: Bed Bath & Beyond)とクレイト・アンド・バレル(Crate&Barrel)の比較です。


BBBは、アメリカに1,020店舗あり、売上高は121億ドルです。名前の通り、浴室、寝室、ダイニング、キッチンなど、雑貨一般を取り扱っています。クレイト・アンド・バレルは、100店舗程度、売上高は15.2億ドルで、インテリア、キッチン用品を取り扱っています。したがって、規模が全く違いますし、もちろん戦略も違います。




クレイト・アンド・バレル店内。写真は10月ですが、すでにクリスマスでした。 


BBBは写真がありませんが、クレイト・アンド・バレルがこのようにおしゃれでヨーロピアンな内装(ロンドン在住の私の印象)であるのに対し、BBBは、アメリカンな、と言っていいのか、倉庫のような内装で、商品が高く積み上げられている印象でした。あとで気づいたのですが、クレイト・アンド・バレルはドイツの会社の傘下にありました。


商品数はBBBが桁違いに多いですし、店舗の面積も比較にならないほど大きいですが、クレイト・アンド・バレルの方が高級感があり、商品もデザインにこだわった物ばかりです。お値段もそれを反映してます。



 フランスのルクレーゼ。

日本の包丁も売っていました。旬(Shun)8インチ包丁が、139.95ドルであったのに比較して、ドイツのWusthof99.95と、旬は40ドル高くなっていました。




BBBはナスダックに上場していますが、クレイト・アンド・バレルは未上場です。



次回は、オーガニックについてお伝えします。

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