何事にも疑問、興味を持つ人(これからの人材 その3)

  弊社の過去のインターン生ですが、最初は、ほとんど質問をしません。こちらが心配をして「これ理解できていますか?」と聞くと
「何となく」と言う返答が来ます。
「知りたくない?」と聞くと、ほとんど無言となります。

また、別の場面で
「これ、おかしいと思わない?」と聞くと
「気になりませんでした」と言う返答
「で、おかしくない?」と聞くと
「そう言われればおかしいです」と言うような会話も良くあります。

何か変なことがあっても変だと思わない、もしくは気付かない。理解できていなくても、理解しようと思わない。興味がないと言うことだと思います。信じられないような数値ですが、9割以上の日本人学生がこのような感じです。

うちに猫がいますが、この猫達は好奇心の固まりで、どんなに怒られようが、自分の興味のあることに対しては、徹底して追及致します。欲望が抑えられないようです。

 これからの人材は、知るという欲望が抑えられないぐらいの人の方が良いように思います。疑問も興味も持てないので、会話ができない人も多いです。こちらの話しを聞いているだけで「そうですね」と言う言葉も言えず、首をふるだけの人だらけです。

 ZOOM会議となると、発言しない限り、その人は映りません。「発言しない=その場にいない」ということになります。首を振っていても、誰にも見えません。これから、そのような人は、新しい世界でどのようにして生きて行くのでしょうか?

 余談ですが、弊社とZOOMミーティングをする際、入室されたら「只今入室いたしました。」ぐらいは言ってください。でないと、入室されたかどうかもわからないです。アメリカ人は、細かいところまで、誰が入室したなど見ていません。存在を主張してください。自分の存在を主張できる人も、これからの人材でしょうね。

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