継続ができない若手 (これからの人材 その1)

 日本の起業の継続率は、1年で40%、5年で15%、10年で6%、20年で0.3%だそうです。たった1年で起業した企業の60%が消滅、10年では94%が消滅すると言うことです。何事も、継続していれば、それなりの結果がでます。もちろん、軌道修正しながらの継続が必要なわけですが・・・

 弊社のインターン生及び、弊社クライエント企業の若手を見ていて思うことは、継続することができないということです。YOU TUBEで誰か忘れましたが、昔の基本は「読み書きそろばん」だったが、今の基本は「動画作成とSNS」だとのこと。正しく!と思いました。

 弊社では、動画に行きつく前に、人材教育の一環としてブログを書かせます。ブログを書くには、調査もしなくてはならないですし、構成や、文章力も必要です。非常に良い人材教育プログラムです。しかしながら、多くの方が継続することができません。早い人は1か月も継続できず、ほとんどの人が半年以上続けることができないのです。力不足でなく、ただただ怠慢だからと思います。継続できない人は伸びないし、成功もありません。

 SNSなどは、毎日しないと、すぐにこのように結果にでます。


 今、世界は急激に変化しており、前のように時間をかけて人材教育ができないような状況になってきています。手取り足取りの人材教育などやっている余裕がある会社はなくなってきます。自己管理ができ、成長意欲がある人だけが残っていく時代に既に突入しています。弊社では、今までは、口うるさく、毎日継続することが重要だと言っておりましたが、言わなければできない人は、成長することもない人であることは薄々感じてはいたものの、それでも、可能性があるのではないか?と思い、声がけしておりましたが、ほぼ100%に近い確率でそのような人は成長しないという統計がでていますので、今後の人材教育については、誰でも受け入れる体制から、選択する体制に変えなければならないなと思っています。

 変化が激しい時代においては、自己管理ができ、軌道修正をしながら、継続することができる人、仮設を立てて検証できる人、言うだけでなく実行する人だけが残ることでしょう。

 私の周りの90%の人は、悲しいながら脱落することでしょう。




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