10年前の2010年に、スタンフォード大学で「カルロス・ゴーン氏」が行ったスピーチの検証を、日本人大学生インターンにさせました。ゴーン氏については、日本で逮捕された件を、マスコミが大々的に報道したために、ゴーン氏の印象はかなり悪くなっています。真相はわかりませんが、偉大なリーダーを、日本が失くしたのは事実です。そして、この事件により、世界の優れたリーダーは、もう日本には来てくれないと、ゴーン氏逮捕の時に、一番最初に思いました。
弊社のインターン生が、ゴーン氏のスピーチを先入観を持って聞いたか否かはわかりませんが「リーダーシップ論」を語らせると、世界でトップクラスの方です。中小企業、大企業、プロジェクトチーム、色々とチームはありますが、リーダーの方には、是非、聴いていただきたいスピーチです。
1999年に日産のCEOに就任後、大々的なリストラをし、明確な計画を立て、2年で日産を復活されたゴーン氏には「冷淡冷酷なリーダー」と言うイメージが日本ではあります。スピーチの中で、日本の終身雇用、年功序列、労働法がある中で、大がかりなリストラをするのは大変で、日本政府ともかなり話し合ったと言われていました。2008年のリーマンショックの時も、日本政府と話し合ったが、日本政府の人達が、現場で何が起きているか理解していなかったと言われています。
現在、コロナ問題で、リーマンショック以上の状況となっていますが、恐らく、前回同様、日本政府は何が起きているか理解していない状況で、判断を下しているのではないかと言う不安をずっと持ち続けています。マクロとミクロを見据えながら、色々な判断を下して行く必要があります。
学生に向けて「計画を立てすぎるな、計画通りに行動すると、広い視野で物事が見えない。これから先、状況が急変していく。その過程で大きなチャンスがある。フレックスでいろ」
「認められるための仕事をするな。業績があがっても認められないことも多い。リーダーは最終的な判断をするのが仕事で、最終的には一人で判断しなければならない。非常に孤独だ。認められるために仕事をしていると、そに過程で、圧し潰されてしまう」
リーダーとは、やりたくないことを、納得させモチベーションを保ちながら、そのやりたくない困難な仕事をさせることとも、語っておられます。私は個人的に、長年ゴーン氏のリーダーシップ学を学ばせてもらっています。現場の声を聞け、従業員に興味を持たれなくなったら終わりだというのは、多くのリーダーが語っておられることです。この基本的な二つを見失った「裸の王様社長」が、日本には多くおられます。
私が27歳の時に、42歳の上司が言っていることが「ずれている」と思った経験があります。27歳の時に、固く決心したことは「自分が42歳になった時に思い感じていることは、27歳の若い人にはきっとずれていると言う前提で仕事に取り組もう」と言うことです。今でも、毎日、そのように思いながら過ごしております。たまにスタッフに「私ずれていますか?」と聞くことがらいます。スタッフは「まだ大丈夫ですが、ずれて来たらいいます」と言ってくれます。
企業の提携を結婚に例えてわかりやすく説明されていたのも印象的でした。結婚して、一つになっても、相手のような人間にはなれない。企業も同じで、提携したからとして、同じ企業になる必要はない。違う個性、考え方があっても良い。ゴールさえ共有できれば良い。
スピーチの後、学生とゴーン氏の質疑応答がありました。ぴかぴかのスーツを着ている学生、派手なスポーツウエアを来ている学生、アフロヘアの学生など、コメディタッチの学生が数多くおり、活発な質疑応答がされていました。スタンフォードの学生も、このような偉大な人と会えるチャンスに、少しでも覚えてもらおうと、必死だったのでしょう。このような、貪欲さ、どんな小さなチャンスも得るという気持ちを、日本の学生にも持っていただきたいと切に思います。
現在、コロナ問題で、リーマンショック以上の状況となっていますが、恐らく、前回同様、日本政府は何が起きているか理解していない状況で、判断を下しているのではないかと言う不安をずっと持ち続けています。マクロとミクロを見据えながら、色々な判断を下して行く必要があります。
学生に向けて「計画を立てすぎるな、計画通りに行動すると、広い視野で物事が見えない。これから先、状況が急変していく。その過程で大きなチャンスがある。フレックスでいろ」
「認められるための仕事をするな。業績があがっても認められないことも多い。リーダーは最終的な判断をするのが仕事で、最終的には一人で判断しなければならない。非常に孤独だ。認められるために仕事をしていると、そに過程で、圧し潰されてしまう」
リーダーとは、やりたくないことを、納得させモチベーションを保ちながら、そのやりたくない困難な仕事をさせることとも、語っておられます。私は個人的に、長年ゴーン氏のリーダーシップ学を学ばせてもらっています。現場の声を聞け、従業員に興味を持たれなくなったら終わりだというのは、多くのリーダーが語っておられることです。この基本的な二つを見失った「裸の王様社長」が、日本には多くおられます。
私が27歳の時に、42歳の上司が言っていることが「ずれている」と思った経験があります。27歳の時に、固く決心したことは「自分が42歳になった時に思い感じていることは、27歳の若い人にはきっとずれていると言う前提で仕事に取り組もう」と言うことです。今でも、毎日、そのように思いながら過ごしております。たまにスタッフに「私ずれていますか?」と聞くことがらいます。スタッフは「まだ大丈夫ですが、ずれて来たらいいます」と言ってくれます。
企業の提携を結婚に例えてわかりやすく説明されていたのも印象的でした。結婚して、一つになっても、相手のような人間にはなれない。企業も同じで、提携したからとして、同じ企業になる必要はない。違う個性、考え方があっても良い。ゴールさえ共有できれば良い。
スピーチの後、学生とゴーン氏の質疑応答がありました。ぴかぴかのスーツを着ている学生、派手なスポーツウエアを来ている学生、アフロヘアの学生など、コメディタッチの学生が数多くおり、活発な質疑応答がされていました。スタンフォードの学生も、このような偉大な人と会えるチャンスに、少しでも覚えてもらおうと、必死だったのでしょう。このような、貪欲さ、どんな小さなチャンスも得るという気持ちを、日本の学生にも持っていただきたいと切に思います。
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