インターン生が思う。外見に気を配る

 先日、社長とお話をさせて頂いた際、「自分が変わりたかったら、まず、外見に気を配り、そこから変えてみては?」というお言葉を頂きました。外見は、変えられる環境の一つです。確かに、スーツを着ると、自然と気持ちが引き締まります。髪型やメイクを整えて外に出ると、堂々と歩けるような感覚になります。自分に自信を持てる外見を作れば、考え方や行動も変わるのではないかと思いました。


 話は変わりますが、「ココ・シャネル」の服がその当時の社会に与えた影響について、興味深かったため、書かせて頂きます。「ココ・シャネル」は、女性はコルセットを付けて、重いドレスを着るのが一般的だった、男性上位社会時代に、変革をもたらせた人物です。動きやすいパンツスタイル、シンプルな装飾の帽子、ジャージー素材を使用したドレス、喪服でしか使われなかった「黒」を使用した洋服などの新しいスタイルを生み出しました。彼女が作り出した服は、当時の女性らしさとは正反対でした。しかし、彼女の「男性のお飾りではなく、一人の女性として生きたい」という思いが、人々に受け入れられ、シャネルは社会、そして女性から、圧倒的な人気と支持を得、洋服も飛ぶように売れたそうです。これが、女性の考え方に影響を与え、女性の社会進出を促したと言われています。

 意識や内面をすぐに、変えるのは難しく、時間がかかります。しかし、外見はすぐに変えられることを学びました。服装が人の意識に与える影響は多大です。これから、自分の身なりをきちんと整えて、まずは外見から、気を配り、そして、意識も徐々に変えていきたいと思います。

2020/01/04 八巻美穂

コメント