インターン生が調査 国の料理とお酒の関係

  先日、会食にご一緒させて頂きました。中華料理を食べに行った際に、紹興酒という中国の伝統的なお酒を飲ませて頂きました。

 
 日本には日本酒、中国には紹興酒、イタリアにはワインと、国の料理にあったお酒があります。中国では料理の際、多くの油を使います。当然、出来上がった料理は脂っぽいです。そこで紹興酒の出番です。まろやかな味に加えて、程よい酸味を持つ紹興酒が、中国料理に合うだけでなく、口の中をスッキリさせる役割があります。次の料理をしっかりと味わうためにも、紹興酒は欠かせないお酒となっています。

 日本酒も同じように、口の中をスッキリさせる役割があります。日本食には温かい食べ物から、冷たい食べ物まであります。日本酒は温めたり、冷やしたりすることで、香りや風味が変わることから、日本食の料理の種類によっても、適当な温度に調節することで、よりおいしく食事を楽しめるという役割もあります。

 ここのお店が有名だから、美味しいからとお店に行くのではなく、その国の食事の作法や、なぜこの料理にはこの飲み物が合うかなど、ちょっとしたことですが、ちょっとしたことを知っているだけで、食事がより楽しくなると同時に、美味しくなると思いました。他国の文化を知ることは大切だと感じる会食でした。

12/9/加藤亜門

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