先週フィリピンの教育について調べた私は、アメリカの教育についても興味を持ちました。以前お世話になったホストファミリーは、「ホームスクーリング」を取り入れていて、日本にはない教育システムだと思い、調べてみました。
アメリカでのホームスクーリングとは、自宅で、親や家庭教師からアカデミックな学問を教わることを指します。時間に余裕があるため、課外活動に積極的に参加する生徒が多く、創造性・独創性が育ちやすいことが分かりました。選択できる科目は、「science,art,craft,Youtube channel,sport, office」と幅広く、子供の意思を尊重できると思いました。 ホームスクール生のためのアウトドアクラスが各地で開催され、地域に密着した活動・ボランティア・ボーイスカウト・チームスポーツなどを通じて、彼らは地域社会と深く関わっています。
さらに、ホームスクーリングの子供たちは、自己肯定感や、リーダーシップ、自己理解、社会参画、などの各種リサーチ手法によるテストにおいて、社会的・情操的・心理的にも平均値を上回る結果が出ていました。
「学校に合わないから」ではなく、「より良い教育」を求めて、利用していることも分かりました。ホストファミリーに、始めた理由を聞いてみると「長時間の学校での勉強は、掘り下げた勉強ができない。」「学校で感じるストレスや疲労感なく、集中して取り組める。」と言っていました。
これから多くの仕事が、AIやロボットが行うようになります。そのため、AIやロボットにはできない、創造力があり、クリエイティブな人材が必要とされると思っています。学校教育から得られるものも沢山ありますが、全員が同じカリキュラムを受けるよりも、多様性を認めた様々なタイプの教育があった方が、将来の発展に繋がるのではないかと考えました。また、アメリカ発の「STEAM、eSTEM、GEMS、ギフテッド」教育を受ける子供も多く、社会で成功する子供を育てるために、アメリカが「思考能力向上」に重点を置いていると思いました。私自身も、枠にとらわれない人物になるべく、行動力と発想力を持って生きていきたいと思います。
2019/12/9 八巻美穂
2019/12/9 八巻美穂
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