人材教育における「メモ取り」

 インターン生の初日に「オリエンテーション」を行います。このオリエンテーションでは、何故インターンをしたいと思ったのか?インターン期間中に学びたいことは?そして、弊社の業務の紹介などをします。

 この時点では、メモを取る必要は全くありません。目を見て、コミュニケーションするということが一番重要ですが、この時点からインターン生の「メモ」が始まります。私からすると、何書くことがあるのかな?と疑問に持ってしまいます。

 また、インターン生も進入社員もそうですが「全てをメモ」する人が多くなっています。会話を理解せずに、ひたすら書くために、頭には何も入っていません。また、メモが多すぎて後で見たとしても、意味がわからないと思います。

 メモとは、重要なことを忘れないためにするものです。日付、金額、名前、操作などはメモをする必要がありますが、その他は不必要です。

 なぜメモを取るか?という質問に「不安だから」という答えと「後で勉強しよと思って」という二つの返答が通常かえってきます。今、この時点で理解すれば後でする必要もなく、不安もないはずです。


 私は、このノートを数年持っていますが、5ページも使っていません。私自信は、極端にメモが少ない方ですが、そんなにメモる必要があるとは思えません。

 メモより、録音、録画を今後は推薦しようかと思います。メモの取り方を間違えると、後でメモを見ても理解ができないでしょう。

 録音、録画なら、インターン生のメモでないので、まだメモより正しく伝わると思います。その場で理解してもらうのが一番なのですが、不安であるならば、録音か録画をして、後で聞きなおしてもらうようにして、メモを禁止(笑)しようかなと思っています。

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