与えられる段階の次に進む

 あらゆることに対する興味が浅く、今までそんな自分に気がついてすらいなかった、インターン生の原唯奈です。
 先日も、MCICの業務やプロジェクトに関して、自分で情報を得ようとしていなかったことについてご指摘を頂きました。
 
 昨日のブログで、インターンシップしようと決めた理由の一つについてお話ししましたが、会社においてどのようにプロジェクトが進んでいるのか、仕事にはどんな要素があるのか実際の現場でみたい、というのもここに来た理由の一つでした。
 それなのに、自分に関係する連絡を確認するだけで、今どのようにプロジェクトが進んでいるのか、ということを把握しようとしていなかった自分が残念です。
 
 MCICでのインターンシップは初めこそマニュアルを頂きますが、それから先に何を学ぶかは、自分自身にかかっていると思います。

私の場合は、もっと周りに興味を持つこと、論議できるように話す練習をすること、が今のテーマです。仕事だけでなく、自分が生きていくうえで課題となることについて考えて頂いたおかげでこの二つをどうにかしなければ、と思えるようになったのですが、これらはスタート地点であって、インターンシップでの学びを最大限引き出すためにはこの先に進む必要があると考えます。

 待っていても何もやってこないし、チャンスや機会は自分で作りなさい、やってみたいことを自分で主張しなさいと、何度もアドバイスを頂きました。
 
 今までの私は受け身で、インターンシップの期間中自分が何を経験して、どんなことにチャレンジしたいのかということを、考えられていませんでした。
 明確には分からないとしても、それを必死に考え続けていれば、少なくともプロジェクトの状況を把握しようとしただろうし、把握することでプロジェクトの中から、もっとこの部分を知りたい、近くで見たい、という部分を見つけ出すことができたと思います。

 周りには、自分が学びたいと思えるはずなことが溢れているのに、それをものにしようとする気持ちが少なすぎました。甘かったです。

 今を逃したら、こんな学生が、本気で仕事をする皆さんの近くに行けることもありませんし、今後の人生についてアドバイス・お話をしていただける機会はありません。そもそも、本来の業務とはまるで関係がないのに、色々な面で私の教育に時間を割いていただけるのは、信じられないくらいありがたいことだと思います。

 だからこそ、私がもっと前のめりになって、周りの環境から多くのものをつかみ取ろうとしないともったいないです。

 まだまだだな、と感じる日々ですが、私の考え方は段々変わってきています。
 今までは、何か指摘を受けると、マイナスな気持ちになってしまうことが多かったですが、問題点に気づかせていただくことは、すごく貴重なことだと感じます。
 自分の話せなさに悲しくなるので、会話に苦手意識がありましたが、自分から質問を考えることや、話せなくて今後困るのは自分だ、と自分を奮い立たせることで、少しずつではありますが、話す練習をしようという気持ちは強くなっていると思います。
 会話をすると相手からのインプットがあって、そのインプットによって自分がバージョンアップされるので、会話が重要であるということも段々分かってきました。

 何をするにしても、与えてもらえる段階はいずれ終わっていきます。
 自分がどうしたいのか考え続け、そのためのチャンスを残さず拾い上げる強さをもった私になりたいです。

2019/07/07 原唯奈





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