常に考えている人から学ぶこと

  今、このブログを書き始めようとしているわけですが、私はここに非常に時間がかかります。

 書きたい内容がぼんやりと頭の中にはあるのですが、自分は結局何が言いたいのか、頭の中で考えきれていないために、書き始めてから、もう一度考える時間が始まってしまうのです。そして、考えていることを同時にアウトプットしていく能力が身についていないので、考えるか書くかどちらかになってしまいます。

 昨日、私がブログを1つ書いている間に、代表は4つのブログ記事を仕上げていらっしゃいました。他の話し合いを進めたり、メールに返信したりすることと同時進行でこの速さです。

 今までは、自分のペースで物事を進めていければ、誰が困ることもありませんでしたが、今後はそれでは通用しません。

 考えること
 継続すること
 メモを取らずにその場で理解して自分のものにすること
 マルチタスクができる要領の良さを身に着けること

 これら全てが、私に欠けている重要なことです。4つのブログは自分に対するメッセージだと思っています。

 あまり気にしていませんでしたが、考えてみると私は何も考えていない時間が結構あります。
 考えながら何かをすることで初めて、要領を良くするトレーニングになるということなので、かなりまずいです。

 考えることを継続しないと、何かに興味を持つことができない、興味がないと何かを好きになれない、何かを好きになれないと、やりたいことがなくなる、その結果努力をしなくなる…
 考える癖のない私の今の状況はこんな感じになっていると思います。

 先日、ソフトバンクの創業者、孫正義さんに関するYouTubeの動画を見せていただきました。

自分の思い描くことをどうしても実現させたかった、当時大学生の孫さんは、たとえ状況が厳しくても、敵わない相手でも、直接出向いて直談判することをやめなかったといいます。何度追い払われても相手の前に現れ続け、しつこすぎて嫌がられたその先に、自分の理想を実現させていました。
 
 自分と同年代だった頃の孫さんが、そんな生き方をしていたというのが衝撃的でした。あれほどの強い思いは、考えること、学ぶことを継続し続けたからこそのものだと思います。自分の考え、興味に対する行動が自分の人生になっていく、そんな生き方がとても魅力的に思えました。

 平凡に何とか生きていければそれだけでいいか、と楽な方に逃げようとする私ですが、本当はもっと違う人生を望んでいるんだと思います。その一方で、なかなか行動には移せない。

 今、周りにいらっしゃるのは、考え、勉強することを決してやめない方ばかりです。
 これまで自分がどれだけ色々なことをさぼってきたか、毎日気づかせていただいてます。
 今までを無駄にしてしまったからもう遅いんじゃないか、という考えで自分をストップさせて安心していることにも気づきました。
 今は、考えないことはすごくもったいないことなんだ、というのを純粋に感じます。

 考えること、考えながら他のこともすることは、練習するしか身に着ける方法がないそうです。
 自分は何も考えていないんだ、ということが分かった段階ですが、その価値を知ったからには、今からでもその習慣をつける努力をしなければならないと思います。

 あの動画を見て以来、孫さんついていろいろと調べてみたり、他の動画を見てみたりしました。孫さんが影響を受けたという坂本龍馬の言葉、「世に生を得るは事を為すにあり」。
 何かを定め、それに向かって努力することが必要なのだと分かってはいるのですが、その何かが分からない、と足踏みしている今がもどかしくなってきます。
 
 そんな私が少し前に頂いたのは、最終的に何を成し遂げたいかなんて誰も分からないけど、頂上にたどり着くまでの小目標を設けることは必要だ、というアドバイスです。

 山の頂上を考えるのではなく、それまでのポイントをその都度考えて、達成していくことが自分の人生になっていくのだ、というように理解しました。

 そう考えるとやっぱり常に考えていないといけないし、のんびりしているわけにもいかないので要領をよくすることも必要だなぁ、と思ってきます。

 まずは、考える癖をつけることに集中したいです。

2019/07/03 原唯奈








 

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