相手の立場に立った行動ができるようになるめに必要なこと

 こんにちは。櫻井夢人です。みなさんも一度は言われたことがあるのではないでしょうか?
「相手の立場に立って行動しなさい」
「相手のことを考えて行動しなさい」
 これは、小さい頃から親や先生に言われ、社会人になっても、先輩や上司から言われ続ける言葉かと思います。

 では、散々言われる「相手の立場に立って行動する」という行為を自信を持ってできているという人は、少ないのではないでしょうか。今回は、私の周りにいる、相手の立場に立った行動を巧みにできてる人を観察して、それができるために必要だと思ったことを紹介します。

それは、勘違いかもしれない

相手の立場に立った行動をしようと思った時に、相手になりきる必要があると考える人が多いかと思いますが、それは間違いかもしれません。なぜなら、相手が考えていることを完全に理解するなんてことは、超能力を持っていない限りは、できないことだからです。

 長年付き添った夫婦や、小さい頃から大の仲良しの幼馴染であれば、相手が考えていることは大方わかるようになるかと(相手になりきることはできるかと)思いますが、親交がそれほど深くない相手の立場に立つことは、非常に困難なことです。

 しかし、社会の中では、親交が深くない相手と接することが、圧倒的に多くなるので、その中で相手の立場に立った行動を取らなければなりません。また、自分がその立場だったらな、、、と考えて行動するのも、相手の立場に立った行動とは言い難いかと思います。

 なぜなら、一人称が自分だからです。あくまで、自分がその立場だった場合を考えているだけで、自分が嬉しいと思うことが、相手にとっても同じだとは言えません。そのため、自分がされて嫌なことはやるな、なんていう教えも本当は、それほどいいものではないのではないでしょうか。

推測で動くしかない

これをすれば、相手は喜ぶだろうなと考えて行動する時、これはあくまで、推測の上で行動していることになります。相手のことを理解した上で行動をしているわけではないのです。では、どうすれば相手の立場に立った行動を取り、喜ばせることができるのでしょうか。それは、できるだけ多くの人と接し、推測力を上げることかと考えます。

様々な人たちとの交流が、推測力を上げる

私の周りで、気の使える人や、何気ない行動で相手を喜ばせる人の特徴は、人とのつながりを多く持っているということです。そういった人たちは、様々な人たちとの交流の中でどういったタイプの人はどういうことをすれば、喜んでくれるのかをよく理解しているように思います。できるだけ、多くの人と交流し、色んなタイプの人間に分け、それを、様々な場面で推測を行い、他の人に当てはめていきます、そうすることで、それほど関係が深い相手ではなくても、的確に相手の立場に立った行動を取ることができるのです。


 私はまだまだ、相手の立場に立った行動を上手く取ることはできませんが、今後はより多くの人たちと接していく中で、推測力を高めていきたいと思います。

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