トリビア探しは何かの始まり

 小学生の頃、「トリビアの泉~素晴らしきムダ知識~」という番組が大好きでした。今は放送が終了してしまっているのですが、覚えている方も多いのではないでしょうか。
 
 「トリビア」は「雑学・些末な」という意味。番組では、知っていても特に役に立たないけど、知っていたら楽しい・誰かに教えたくなる知識がプレゼンされたり、視聴者から投稿された日ごろの素朴な疑問が検証されたりします。

 トリビアを評価するためのへぇボタンなんてものもありました。「へぇ~」と思ったらスタジオの芸能人がこれを押します。

 今まで考えたこともなかったような物事の理由が分かったり、「こんなこと疑問に思ってる視聴者がいるのか!いや、でも言われてみれば私も気になる…」 という気持ちで疑問が検証されていくのを見届けたりするのは、とても楽しかったなぁと思います。



 ということを思い出したのは、「何にでも興味を持った方がいい」というアドバイスを頂いたことがきっかけです。

 何となくで過ぎてしまう毎日ですが、周りの全てに注目してみることで、思考の訓練や、自分の興味関心への気づきになります。


 どうしてバスの椅子の模様はだいたいこんな感じなのか?
星柄とかだったら通学通勤が楽しくなるかもしれない。




 アメリカの信号は何で縦向きなのか?
…これは調べたらすぐ分かりそうです。



 何でハンバーガーショップはだいたい黄色と赤なのか?
マクドナルドはもちろんバーガーキング、KFC、IN-N-OUTなど、挙げてみるとほとんど黄色と赤です。



 それから、こういう看板を見たときに


 店を知らなくても、ぱっと見でどの店が何の店なのか大体イメージできるな、ということも感じました。字体や色、デザインが人に与える印象って興味深いです。



 その他にも…


 コックの帽子はどうしてこの形なのか?



  私の大好きなベーグルは何故真ん中に穴があるのか?
(写真は自宅で焼いた、我が子のように愛しいベーグルです。訳もなくこの形に成形しましたが、そういえば何故…)



 どうしてアメリカではヨガパンツを普段着にしている人が沢山いるのか?
普通のトップスを着て、下にこれを履いている方をよく見かけます。ブームなのでしょうか?日本ではあまり見ません。


 
 アメリカには楽しそうな人が多い気がする。
 踊っている方はもちろん周りも心から楽しそうにしていて、思わず立ち止まってしまいました。



 以上、週末に感じた諸々です。

 
 
 アメリカと関係のないことや、それくらいGoogleで調べたら分かるだろうということもありますが、気にしてみると小さな疑問がどんどんでてくると分かりました。

 
 日常で抱く小さな疑問の答えは、知っていてもどうということはないまさにトリビアといえますが、幅広く色々なことに興味を持つことが何かの始まりになるかもしれません。思いもよらないタイミングでその知識が役立つこともあるかもしれません。日本を離れて、見るもの全てが新鮮な今だからこそ、もっと柔軟で鋭い視点をもって疑問を分析・解決できる力を身に着けたいと思います。

2019/06/24 原唯奈

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