物事を習慣化するためには、成長する姿勢が欠かせない

 こんにちは、櫻井夢人です。私は、日々の生活の中で、習慣をできるだけ身につけることが大切だと考えています。しかし、3日坊主と言う言葉があるように、物事を習慣化することは、それほど簡単なことではありません。

 皆さんも、3日坊主を経験されたことがおありではありませんか?毎日、ジョギングをしたり、勉強したりするのは大変ですよね。しかし、それらは習慣化しなければ、自分にプラスにはなりません。では、どうすれば習慣は身につけられるのでしょうか?

「習慣」とは

 まず、習慣という言葉の意味から考えていきましょう。多くの人の解釈の中で、「習慣」とは、毎日同じことを繰り返すことで無意識にできるようになること、という意味です。ここでは、もう少し細かく分解して考えていきます。

「習」という言葉の意味は、繰り返し真似をして身につける、という意味があります。
「慣」と言う言葉には、何度も同じことは繰り返したり、その状態に長く置かれることで違和感がなくなる、という意味があります。

 つまり、これらの意味を持った言葉が合わさった、「習慣」という言葉には、
繰り返し何度も何度も違和感なく同じことを繰り返して、物事を身につける(成長する)ことと言う意味があるのだと解釈できます。

 では、毎朝野菜ジュースを飲むことは、習慣と言えるのでしょうか?仮に上記の定義が正しいと考えるのであれば、答えは、ノーです。なぜなら、そこには、習うという行動がないからです。どちらというと、毎朝野菜ジュースを飲む行動は、ルーティーンに近いものがあります。理由は、野菜ジュースを読む人は、健康を意識しており、毎朝飲むことで、一日の調子を整えようとする姿勢がある場合が多いためです。

 では、毎朝新聞を読むことは、習慣と言えるのでしょうか?答えは、イエスです。お分かりかと思いますが、そこには、毎朝新聞を読んで、世の中の情勢を知ろうと言う姿勢があるからです。

物事を習慣化するためには、どうすれば良いのか?

 まず、最初のステップは、成長する姿勢を持ち続けることです。例えば、筋トレを習慣化しようとした時に、ただ単に、重りを持ち上げるだけではなく、「この種類のトレーニングを行えば、ここの筋肉を鍛えられるのか」や「筋トレをして、1ヶ月で5キロ痩せよう」など、学ぶ姿勢や、成長する(目標を持つ)姿勢を持つことが非常に重要となります。

 なんとなく始めたり、毎日、なんとなく同じことを繰り返しているだけでは、習慣にはなりません。と言うよりかは、続かないのです。続けるためには、学ぶ姿勢や、成長する姿勢を持って、物事に日々取り組み必要があります。

 次のステップは、同じことを繰り返すことに対して、不快感をなくすまで続ける必要があります。「慣」の意味の中にもあったように、習慣化するためには、その物事をすることに対して、違和感があってはいけないのです。

 つまり、日々、同じことを繰り返しやる際に、「いやだな」と「邪魔臭いな」といった感情を持っていては、習慣化することができません。何か目的を達成するために、日々、無意識にやるくらいまで、追い込むと、それは自然と習慣化され、大きな成長に繋がります。

 そして、最終ステップは、やらないことに違和感を覚えるようになるまでやり続けることです。例えば、一週間に何日はこれをやると決めて、ひたすらやり続ければ、ある一定の期間を越えると、やっていないことに違和感を覚えるようになります。

 私の場合は、ジムに行くことです。



 週に2回はジムに行くようにして、2年以上経ちますが、現在では、週2でジムで汗を流さないと、不安になったり、不快になったりします。逆に、このブログを更新することは、習慣化されていません。今のところ、一日一投稿を目標としてやっておりますが、できていないですし、記事を書くことが苦になる日もあります。

 このブログを更新する目的は、論理的に物事を考え、読み手にわかりやすく伝えるための文章力を鍛えるためにやっておりますので、第一ステップはクリアしています。

 しかし、その次の同じことを繰り返すことに対して、不快感をなくすまで続けることができていません。これをクリアするためには、日々続けていき、相手に自分の考えをわかりやすく伝える楽しみを見つける必要があるかもしれません。何よりも今は、この記事で書いてきたことを意識して、続けて行くことです。

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