人前で何かをする大切さ

 日本史上最長の10日間のGWが終わりましたね。もう終わったのか〜、やっと終わった〜、色々、長期休暇に対して思うところはあるかと思います。あなたは、どの様な休暇を過ごし、どの様な経験をして、どのように感じましたか?

 私は、このGWに友達の結婚式に出席しました。人生で2度目か3度目の結婚式です。CMでも流れていますが、結婚式は本当に感謝の場なのだとつくづく感じさせられます。そんな結婚式ですが、私は新郎側で出席し、披露宴の席で同級生達と余興をすることになりました。
 つまり、人前で出し物をするということです。出席者はだいたい60〜70名ほどでしょうか?数はしれているかもしれませんが、私からすれば大勢の前での経験です。余興では、「男の勲章」と「葉っぱ隊」を踊り、その間に小ネタを挟むという、まあ若者が考え付く様な笑いと盛り上がりを狙った構成内容です。私は、その中でも「男の勲章」では女装してセンターで踊りました。



 これまでの経験で、人前で主役級の役をすることはなかったかと思いますので、
なかなか思い切ったことをしました。せっかくの経験でしたので。間に入れた小ネタでも、自分がメインを担当して、笑いを取りにいきました。結果は上々。予想以上の盛り上がりでした。

興を通して得た「人前で何かをする大切さ」

 あなたは、大勢の前で何かをした経験はありますか?ダンスでも、スピーチでも、プレゼンでも、コントでもなんでもいいです。おそらく、多くの人は特にないのではないでしょうか?それも若ければ若いほど。人生経験を積めば自然とそういった機会に恵まれることもあるかと思いますが、それでも比較的少ないのではないでしょうか?

 今回、私は余興というそれほどプレッシャーがある内容ではありませんでしたが、「すべったらどうしよう」とか「盛り上がらなかったら」など不安を抱え、緊張した中で行いました。結果は上々だったので満足でしたが、この経験を通して、「大勢の前で何かをする経験の大切さ」を感じました。なぜそう思ったのか?

度胸と自信がつく

 まず、度胸がつきます。当然のことです。大勢の前で、何かすることは少なからず、緊張をもたらし、不安にさせます。そんな中で、「俺ならできる」「ここまで来たらやるだけ」など、本番前にはネガティブな感情を消すために、自分を奮い立たせる行動をとります。そして、人前で何かをする精神状態になり、実際に成功するとそれが自信に繋がります。こういった一連の流れが、自分を成長させるのです。

 これは当然のことですが、こういった経験をする人はそれほど多いとは思いません。なぜなら、人は失敗を恐れ、羞恥心を嫌うからです。しかし、そういった負の感情に打ち勝ってこそ、自分の成長を感じられると思います。私もそうです。できればそんな経験はしたくありません。今回だって、別にセンターで踊らずとも、端っこで踊って入れば注目を浴びることはなかったでしょう。でも、今回はせっかくの機会だと思い、やりました。
 結果、少しですが、度胸と自信がつきました。また、人前で成功する喜びは、ひとりでに成功するそれとは大きく違うものがありました。

頭をフルに使う

 人前で何かをするということは、その人たちをどうしたいのかという目的が生じます。

 今回の余興であれば、
・盛り上げる
・笑わす
・楽しませる
・感動させる
 でした。似た様なものですが。

 上記を達成するために、私たちはひたすら考えました。どういった構成にすれば一番盛り上がるのか?ここに小ネタを入れれば、笑ってくれるのではないか?最後にこういったサプライズを入れれば、感動してくれるのではないか?練習をする中で、みんなでアイディアを出し合い、完成に近づけて行きました。みんな、仕事がある中で、集まれない状況が続きましたが、本番3日前くらいからGWということもあり、詰め込んでの練習でしたが、結果、予想以上の達成でした。

達成感

 後は、やはり達成感でしょうか。なかなか社会人になって、達成感を得られる経験て少ないのではないでしょうか?仕事を通して、目標を達成したり、プロジェクトを成功させたりとチャンスは多いですが、日々なんとなく仕事をしているとそういった経験は得られません。そんな方は、思い切って人前で何かをする機会があれば、中心になって準備を進め、発表までしてみてください。終わった後は、きっと久しい感情に包めれるかと思います。

 今回は、余興というプレッシャーが比較的少ないものでしたが、これが多ければ多いほど得られるものは多いかと思います。今後も、こういった機会があれば積極的に参加していこうと思います。

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