MCICブログ13<ラーメンのアメリカ人気>



こんにちは。Seishiroです。今回は近所の博多ラーメンのお店に行った際のお話をしたいと思います。
 
 私はホームステイでカリフォルニア州トーランスに住んでいるのですが、近くに日本食レストランや日系のスーパーが多く並ぶエリアがあります。先日その中にある博多ラーメンのお店「博多一幸舎」に行ってきました。ラーメン自体は普通に美味しかったのですが、この記事ではメニュー以外の観点から感じたことを述べたいと思います。
 
 まず、私が行った際にこのお店が非常に混雑していたところに驚きました。それも日本人以外のお客さんが多く見受けられました。私はこれまでアメリカ以外の国も多く訪れていますが、ほとんどの国には日本食のレストランや日本人街のような場所があります。そうした場所にいるのは8割近くが日本人です。実際この博多一幸舎のあるエリアも、多くの日本人の姿が目立ちました。しかし私がこのお店で食事をした時は、半数以上が日本人以外のお客さんでした。海外で見かける日本食レストランがこんなにも現地人で賑わっている様子を見たのは初めてで、とても感動しました。豚骨ラーメンは、「Tonkotsu Ramen」という単語で通じるほど、アメリカ人人気を獲得しているようです。
 
 
 次に、お店の従業員について触れたいと思います。私が食事をした時、キッチンには多くの従業員が見えましたが、30近い席数に対してなんとホールスタッフが1人でした。キッチンスタッフの恰好をした人がけっこう手伝っていたので2人とも言えますが、お客さんがいなくなった後のテーブルの片づけが中々されず外で何人もの人が待っている状態でした。日本のレストランや小売店ではほとんど起こりえない事態だと思います。私としては空いている席があるのにだいぶ待たされ、もどかしく感じましたが他のお客さんはあまり気にしていないようでした。思えばアメリカではスーパーでも同じような経験をします。5台ほどあるレジのうち1,2台ほどしか稼働していないことが多く、よく並んで待っています。アメリカの人はあまりそうした場で待つことに対しなんとも思わないと聞いたことがありますが、その通りだと思いました。個人的には日本のレストランのようにホールスタッフを増やして店の回転を速くすることで双方にメリットがあると感じますが、文化の違いとしても良い経験になっています。
 
 レストランに限らず海外で日本のお店を見かけることがあると思います。そうした時に、顧客以外の目線に立って見てみると新たな発見があって面白いでしょう。

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