/* インターン生ブログ */ 日米ワークスタイルの違い



こんにちは。MCICインターン生のYukiと申します。

今回は、アメリカと日本の経済面での比較について綴りたいと思います。

私の抱いていたイメージ

私は渡米する前に、日本人の働き方について

  • アメリカは日本の3.5倍以上のGDPで素晴らしい
  • 日本人は働きすぎだと言われてる割に一人当たりのGDPは大したことない
  • サービス残業の常態化は良くない

などのイメージを疑問を抱いており、アメリカ人は多忙でなく幸せそうに暮らしているといったイメージなのに経済規模が世界一の国に君臨し続けるのは何か日本人にはない働き方や考え方があるのだと考えていました。

図 日本とアメリカの経済簡易比較表(Wikipedia調べなのであまりアテにしないでくださいね)

しかし実際にアメリカの街に出て身近な飲食店などへ足を運ぶとこれといって日本と決定的に違うなといった点を見つけることができませんでした。むしろ接客のクオリティが日本よりよくないと感じ、


  • 長時間立つ系の仕事は椅子が用意されている
  • 空いてる時間に携帯いじる人がいる
  • 空いた時間に結構喋る
  • あんまり急ごうとしない


などが見受けられました(もちろん場所によると思いますが)。普段日本で働いている(主にアルバイト)私たちにはあまり考えられないことですが割とこんなものでもお店は営業できていますしあまりその程度で怒る人はいません。実際私も商品出てくるまで遅いと事以外は別に問題ないのではと思います。

※余談ですが、またビジネスのスタイルも日本とアメリカでは大差ないと言うことをインターンシップ初日に言われて私は早くもインターンシップの目標を失いつつありました。

一部カリスマがすげえ

一見日本に比べて怠惰な感じが丸出しのアメリカですが、現在世界のトップIT企業のほとんどはアメリカの会社でGoogle, Apple, Facebook, AmazonのGAFAを始めとし他にはIntel, Microsoft, Adobe などが挙げられます。そしてそれらの会社を動かす天才やカリスマ性の高い人が日本にくらべて多い気がします。

例えば私は映画でスティーブ・ジョブズとマークザッカーバーグの二人の生涯を知ったのですが、お互い常人ではありません。しかし彼らは巨大IT企業の代表や社長になり、自らの名を世界に轟かすことができました。
日本人でそう言う人はいないのか?と考えた時、私は日本のカリスマいえば孫正義くらいしか思いつきませんし今のホンダの社長は誰かと言われたら答えられません。(私がアメリカへと思想が固まっているからかもしれませんが)

そこにはローレベルで「出る杭は打たれる」と言った思想が蔓延っているからなのではないかと私は予測します。私はアメリカに留学しにきて3週間目ですがこの国では「出る杭は引っこ抜かれる」または「出てない杭は消される」と言った印象を受けました。

以上のことから協調性で言ったら世界トップと言っても遜色のない日本ですが、個人の力になると急に失速してしまうと言うのが日本の特徴と言えそうです。と言っても全てにおいて完全に日本の負けなのかと言う話ではなく、その「協調性」が生かされた一部の分野では世界のトップレベルだと認められています。

まとめ

こうしてみると、

アメリカの人は

  • 血眼になって働かない
  • 一部の超人達によって経済が大部分が支えられている


日本の人は

  • 血眼になって団結して働く
  • みんなで必死に経済を支えている


と言ったイメージが私なりの結論です。

しかしこれではあまり結論になっていないので、我々MCIC社の代表 Nicki様のお言葉がしっくりきたので一部引用させていただきます。

もう一つのアメリカの特徴は、業界によっては、ずば抜けているということです。宇宙産業、ペット産業、エンターティンメント産業などは、他の国は、足元にも及びません。日本とアメリカを比較すると、90%の産業で日本の方が上のように思いますが、アメリカは10%しか日本より優れたところがないのに、その10%がずば抜けているために、日本がなかなか追いつけないという状態になっているように思います。
https://www.mcrossintl.com/aboutus 2019年2月20日アクセス

※ちなみにNicki様はこの挨拶全体の論点として経済について論じているわけではありません。もし何か世界に向けてあなたの商品を売り出したいと思った人は是非リンク先にアクセスしてみてくださいね👍


広大で豊かな国土と資源 大きめの家 一人一台の車 働くことに対して日本より待遇が良く週末はしっかり休む。などと言ったいい点だけをピックアップしたステレオタイプに感化されがちですが、日本は日本なりの強みがあるものです。

日本は他国のいい点を取り入れて自国なりにアレンジして成長してきたので、これからの時代ももっとそれらの動きを加速させて横ばいの経済成長を上昇させられるといいものですね。

安くてそれなりのクオリティの中国、世界の最先端を行く米国に対して精密な技術と抜かりない職人技が得意分野な日本はこれからの時代どう戦っていけば良いのでしょうか?
※まあ、もう2019年なので国家主義的な考え方はやめたほうが賢明かもしれませんね。


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次回以降の記事は
米国から見た日本
アメリカの小売店
Made in Japan
...
などについて触れていきたと思います。

お読みいただきありがとうございました。

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