アメリカでのカジュアルなワインの楽しみ方!

 海外と日本ではお酒の楽しみ方が大きく異なるように感じます。食前/食中/食後酒として明確に分けて飲む点も違えば、ウィスキーの飲み方等でも大きく文化が異なります。日本で人気のハイボールも海外ではなかなか通じにくく、一般的にはストレートで飲まれることが多いです。お酒一つをとっても文化の違いを感じることができ、非常に興味深いです。今回は先日訪れたレストランで飲んだワインに触れて、日米の違いを紹介します。


 LAサウスベイエリアのレドンドビーチの海沿いにあるシーフードのレストランで、白ワインを頂きました(以下、写真)。シーフードレストランということもあり、食事に合う辛口の白ワインが複数用意されており、今回はピノ・グリージョにしました。アメリカでは食事にあったお酒を選ぶ傾向が強く、レストラン側も何でも幅広くお酒の種類を揃えるという訳ではなく、提供する食事に合わせて用意しています。



 日本ではワインを飲むというと、立派なワイングラスで飲むというイメージが強いですが、アメリカなどの海外ではカジュアルな楽しみ方も浸透しています。上の写真のように、プラスチックのコップでした。海沿いの穏やかな雰囲気でゆったりと食事を楽しむには、こういったカジュアルなスタイルの方が適しているなと感じました。ワイングラスで優雅にいただくシーンももちろんあり、様々な状況やライフスタイルに合わせた飲み方があります。改めて振り返ると、日本では個人の好み次第で様々なお酒が食事と合わせて飲まれていて、(どちらが良い悪いという話ではなく)違いがあって面白いなと思います。

 上記のワインは日常の一コマを切り取ったに過ぎない話ですが、海外で飲食業等を行う際には現地の食習慣を深く理解していかないと的外れなアプローチになってしまう可能性があると感じました。


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