ステーキハウスのシグネチャーディッシュ!

  ラスベガスのマンダレイベイ・ホテル内にあるステーキハウス「STRIP STEAK」は、コロナ前は予約も取りづらいようなレストランでした。マンダレイベイホテルには、コンベンションセンターもあり、ホテルとコンベンションセンターの通り道にあることから、特に展示会が開催されている時は、レストラン内のバーも、席に座るどころか、立ち飲みの人たちで、立つ場所もないぐらいの人気のお店でした。コロナ以降、一定期間閉鎖されていましたが、今はオープンされています。  ステーキハウスですので、ステーキが売りではありますが、この店の自慢の一品(シグネチャー・ディッシュ)は、ステーキでなく、なんと、チキンと魚(シーバス)でした。気になったので、今回は、この2つのシグネチャーディッシュを試食しました。
 シグネチャーディッシュだけあり、かなり美味しかったです。チキンは、ハーフチキンの表面がカリカリに焼かれており、胸肉ともも肉の両方を楽しめます。ガーリックがしっかりしみ込んでおり、外はぱりぱり、中はジューシーで、胸肉のぱさぱさ感もありません。ラビオリが添えられており、アメリカ人でも十分以上の量があります。焼き方が最高でした。  シーバスのソテーは、塩がかなりきついですが、ワインにはもってこいのきつさです。ワインを大変美味しくいただけるような塩加減です。  サイトに、サーバーお薦めの「タイ風スパイシーチャーハン」を注文しました。ガーリックとスパイスがこちらもかなりきついですが、調和の良いきつさです。味が濃いディッシュですが、ワインといっしょにいただくと最高でした。
 アプタイザーは、アップルソースで焼かれたベーコン。甘さと油の調和が最高でした。オイスターのフライが少しついていましたが、これはなくても良いかなと思いました。
 そして、この店で一番印象的だったので、パンの代わりに出されてきた「フレンチフライ」です。底には、トリフのソースがあり、テーブルについた瞬間に持って来てくれました。メニューをみながら、あつあつの「フレンチフライ」が食べられます。手持無沙汰にもならず、そして、食べているうちの食欲がそそられます。ディップをする手間もなく、非常に良いサーブの仕方でした。今回、一番感動したディッシュでした。
 サーバーも、ソムリエも経験豊かで、ゆっくりと安心してお食事を楽しめます。スタッフの質は、ラスベガスでもトップクラスです。  レストラン内は、なにげなく、さりげなく、三密を避けられるように工夫されております。ソーシャルディスタンスを保てるように、ガラスでテーブルが区切られていました。
 レストランに必要な、味、サービス、雰囲気が全て揃っている推薦したくなるようなお店でした。
STRI{ STEAL マンダレイベイ・ホテル内

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