高級レストランの今後

  プライムリブで有名で、日本にも出店している「LAWRY'S」。本店のビバリーヒルズ店は未だに閉鎖されていますが、ラスベガスのLAWRY’Sが再開されたので視察に行って来ました。

 テーブル配置は、ソーシャルディスタンを取っているために、フロアーに異常な形で配置されており、横並びのテーブルは、そのままですが、座れないテーブルには、サインが立てられています。私達が座った横並びのテーブルですが、通常は、4人席のテーブルが3つありますので、通常なら12名座れますが、ブロックされているために、この広いテーブルで座れるのは2人のみです。通常の定員の25%しか入れられないので、仕方ないことですが・・・




 ウエイターの話しでは、今回再開してから、地元客が多くなっているとのこと。ウエイターの方ご自身も、今までは観光客がいっぱいだったために行く気になれなかった、ホテル内の有名レストランに奥様と食事に行き楽しんでいるとのこと。失業率が、全米2位のラスベガスでは、彼のように余裕がある人は少ないので、異例であるとは思いますが。

 LAWRY'Sは、若干値上がりしておりました。私達もLAWRY'Sファンですが、LAWRY'Sファンの方は、どれだけ値上げされようとも、やはりLAWRY'Sに来るのではないかと感じました。最高の料理と最高のホスピタリティで楽しませてくれるお店ですので、極端な話し、料金が倍になっても来るように思います。そして、恐らく、倍にしなければ、ニューノーマル下では、レストランも成り立たないと思います。

 このように、クーラーを持ってきて、テイクアウトをするお客様もおられました。


今回は、チェックといっしょに、このようにTHANK YOU カードを頂きました。今までにない心遣いです。そして、私達も応援したくなりました。


 高級レストランは、値上げをしても客数は減らないのではないかと思います。そして、客数が減った分、サービスが良くなると思いますし、満足度もあがるように思います。もちろん、今まで、この部類のレストランに行っていた人達が、全て行けるわけではありません。でも、半分の人は残ると思います。そして、その方達から、倍の値段をいただき、倍のサービスをすることで、生き残れるのではないかと思います。

 寂しいいことですが、レストランで食事ができる人が減少することは明らかですが、レストランで食事ができる人は、もっとお金を使うようになるように思います。ファーストフードと高級レストランは今後も残るでしょうが、中途半端なミドルクラスのレストランが、今後はイバラの道となるのではないかと予想します。










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