ロサンゼルスの再開は未定

 ロサンゼルスでは、1週間ほど前に規制がまた厳しくなりました。ただ、アメリカらしくない、日本のようにあやふやな発表をしています。小売店やレストラン、映画館などについては、明確に法令で禁止されていますが、一般の生活や、企業の運営については、非常に不明瞭な発表です。従業員の安全の確保を一番に考え、不必要な出社は控えるようにというようなものです。今回は、コロナが労災に認定されるか否か、いろいろと話題になっておりますが、中小企業にとっては雇用で、訴訟問題になってしまうと、企業存続の問題にまで発展してしまいます。そのために、ほとんどの企業がオフィスを閉鎖して、完全リモートか、一時リストラを行っているというのが現状です。

 弊社でも、週に1度スタッフが数時間出勤するのみで、オフィスは3月19日から閉鎖状態です。突然の閉鎖だったので、何カ月も時が止まったままです。学生のインターン生が、動画撮影用のツールの練習で「時が止まったオフィス」の撮影をしてくれました。


 先日の発表だと、ロサンゼルスにおいては、この状態が、ハロウィンまで続くとのこと。要するに、たぶん、もう復帰することはないので、今後のことは考えてくださいというメッセージだと思います。

 弊社も、もう元には戻らないという前提で、動き出しております。

コメント

  1. 昨年、ANAの遠隔アバター事業の担当者とお話したときに、「いまは笑われていますが、いつかは遠くに肉体が移動する必要がなくなる日が来ます。その時のために遠くに離れていてもコミュニケーションがとれるツールを開発してます。ANAの本質は、遠くにある人、物、事から感動を得るために存在しています」と、夢を語られていました。ANAほどの会社が簡単には事業スタイルを変換できないとは思いますが、いつ世界が反転してもいいように、自己否定な事業であっても、用意しておくとが必要と学びました。

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