コロナ問題で変化したメニュー

 ラスベガスのレストランも、全てが営業しているわけではありません。今回は、PARIS HOTELのMON AMI GABI FRENCH RESTAURANTを視察致しました。

 ソーシャルディスタンスを確保してのテーブルの配置は、もう何度も検証しましたので、驚きはしません。このレストランでは、座れないテーブルの上に、巨大なワインボトルなどを置き、インタリアを充実させて、お店に活気があるように見せていました。(下記の動画をご参照下さい)

 このレストランは、テラス席も充実しており、目の前のベラージオホテルの噴水のショーを見ながら食事ができることでも人気のレストランです。そして、ワインに合うメニューも豊富で、ゆっくりと昼下がりにワインを楽しめるようなお店でした。



 今回、視察して驚いたのが、メニューの数が激減していることです。この変化は、このレストランだけではありません。弊社が視察したレストランのほとんどが、メニューの数を減らしています。色々な理由が考えられます。

・人件費の削減
・キッチンスタッフのソーシャルディスタンスを保つためにキッチン内の人数制限
・食材の高騰及び、入手困難
・来客数が少ないので食材破棄問題を軽減するため

 恐らく、全てが今、大きな課題になっていることと思います。



 数少ないアプタイザーの中から、スパイシーサーモンタルタルを注文しました。オリーブのようなペッパーのようなものが、何なのかわからなかったので、切ってみました。味はオリーブですが、種がありません。塩分が絶妙で、ワインにぴったりです。

 何度もご紹介しておりますが、ニューノーマルでは、テーブルの上に、塩やコショーを置くことができません。頼めば持って来てくれます。通常は、個別のパック物を持ってきてくれますが、こちらのレストランは、今までの塩とコショーの容器でサーブするようです。保健所のチェックが入ると、これは減点となります。ロサンゼルスでは、ニューノーマル基準に準じていない場合は、減点され、ある一定の減点を超えると営業停止となります。



 レストラン内部の動画です。



 今回の視察は、ニューノーマルの視察で、食の視察ではなかったために、スタッフと論議していたら、メインのお料理の写真を撮影し忘れました。

 夏休み真っただ中の日曜日の18時のPARIS HOTELの入り口の動画です。



 人通りはまばらです。

ラスベガスのレストランは、営業はしているものの、まだ手探りで仮の姿です。まずは、ニューノーマル基準に沿って営業すること。それから、改善して行こうという姿勢のようです。

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