1985年にカリフォルニアで誕生し、一世を風靡したCPKで知られる「カリフォルニア・ピザ・キッチン」が破綻しました。
一時は、ファッションのようにトレンドになっており「カリフォルニア・ピザ・キッチン」に行くこと自体がカッコ良かった時期もありました。前職の時、このレストランを日本に持って行こうとしたこともありました。
BBQチキンPIZZAを始めとする、トレンディなピザ、チャイニーズチキンサラダのようなフュージョン系、そして、アメリカ的に微調整されたパスタなど、カジュアルダイニングとしては、メニューの質もなかなかでした。
レストランのトレンドは「たった4年」と言われていますが、「カリフォルニア・ピザ・キッチン」は、35年のロングランでした。全米で、250店舗にも成長しておりました。
空港でもよく見かけました。昨日のラスベガス空港の悲しい「カルフォルニア・ピザ・キッチン」です。
20代の頃、CPKに行くことがとても楽しみでした。わくわくするようなインテリア、メニュー、そして来ている人がおしゃれで、その中に自分を置くことに満足をしていました。そのようなレストランでした。
考えてみれば、CPKには、私自身ももう、10年以上は行っていないように思います。でも、失くなってしまって、大きな喪失感を感じています。
コロナ問題で、レストランが極地に立たされており、昨日のBLOOMBERGの記事では、年末までに、3分の1のレストランが閉鎖に追い込まれると報道されていました。業界誌では、85%が閉鎖に追い込まれると言われています。
行き親しんだ多くのレストランが破綻することが予想されます。時代が大きく変化しています。
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