日本の「食品サンプル」のニーズが高まるかも?

 アメリカでは、日本のレストランの店頭に並んでいるような食品(メニュー)サンプルが、ほぼ流通していません。そのために、日本を訪問したアメリカ人は、日本の食品サンプルを見て感動されます。

 今回、コロナ問題が発生し、飲食業は計り知れない打撃を受けています。ドーナツ屋さん、パン屋さん、ケーキ屋さんも、今までのような販売ができず試行錯誤されています。この分野においては、デリバリーより、出来立てを見て、買いたいという人が多いようです。

 今回、メイン州の老舗ドーナツ屋さんを検証しました。1955年に創業された家族経営の地元住民に愛され続けている「CONGDON'S DOUGHNUTS」は、ビーチシティにあります。






 今まではできたてのドーナを見ながら「これ2つ、これ3つ・・・」と言うようにオーダーしておりましたが、コロナ以降は、このようなメニューを見ながら、窓口でオーダーするようになりました。一応、ソーシャルディスタンスを取ってくださいと、言われていますが、こんな感じにすぐになってしまっています。



 このように、メニューを見ただけだと、想像できないので、オーダーにすごく時間がかかってしまっています。

 オーダーしたドーナツの写真を撮ろうと思いましたが、子供が6人もいたので、瞬く間にこんな状況になりました。写真撮影失敗です。すみません。




 これは、以前に撮影したドーナツの写真ですが、もし、こんな感じの「食品サンプル」があれば、もっと楽しく、スムースにオーダーができると思いました。


 こちらは、数日前に撮影したパン屋さんの写真です。ここでは、本物のパンがディスプレイされています。虫も来るし、形も崩れるし、毎日1つづつ無駄になります。ここにも「食品サンプル」があれば、諸々の課題を解決できます。


 WITHコロナでは、オンラインのデリバリーでなく、焼き立て、出来立てを、目で楽しみながら買いたい「ドーナツ」「ケーキ」「パン」屋さんでは、日本の素晴らしい「食品サンプル」の需要が、必ず高まると思います。

 おまけですが、このドーナツ屋さんでは「犬用ドーナツ」も販売されていました。


 



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