アメリカのレストランのソーシャル・ディスタンス 動画編

 現在、ロサンゼルスは「半ロックダウン中」ここまで長引くと、州政府も強制的にさせることを躊躇っているようで(暴動問題も考慮し)法令があやふやです。あやふやなために、何もできないというような状況です。万が一、レストランも会社も通常通りに営業し(もちろん、ニューノーマル下)感染者がでたら、大変なことになるために、何もできないというのが現状です。

 ロサンゼルスでは、レストランの店内での飲食(イートイン)が、全面的に禁止されています。屋外テラスがあるレストランや、パーキングにテントを張ってダイニングエリアを作っているところのみが営業していますが、それでも、客席数は限られています。

 実際に、ニューノーマルであるソーシャルディスタンスを取っての座席を検証したく、ロックダウンされていない「ラスベガス」に検証に来ています。このラスベガスでも、まだ半分ほどのレストランしかオープンしていません。

 そして、ほとんどのところが、完全予約制です。HOT & JUICYという、14店舗ほど展開している「かに専門店」で検証することに来ました。チェーン店なので、きっちりとルールを守っているであろうということから選択いたしました。

 金曜日に予約を入れたのですが、月曜日まで予約がとれませでした。そして、行ってびっくりしました。2階席からの動画です。以前は、後ろ、横のテーブルの方に「すみません」と遠慮しながら、席を立たなければならないぐらい、席と咳の間にスペースがなかったレストランでしたが、今回は、このような感じです。1階、2階あわせても10席ほどしかありません。以前は、10名ぐらい座れるテーブルもありましたが、ニューノーマル下では、1テーブル4名と定められているようです。それ以上の人数の場合は、数テーブルにわけて座らされます。


 2階席も、このようにすきすきです。そして、サーバー用の消毒の資材が、設置されています。



 今日の視察は、お料理がメインではありませんが、一応、ご紹介です。




 ルイジアナスタイルのホットソースで蒸した魚介類が、このようにお料理されてでてきます。大変美味しいお料理です。

 しかしながら、ラスベガスの家賃の高い立地で、これだけの客数だと、間違いなく採算が取れません。元に戻らないと言う前提なら、この店舗も閉鎖を余儀なくされると思います。

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