コロナ後のアメリカの小売店の変化

 コロナが始まってから、米中の貿易戦争が激化しています。そして、米国の中国離れが報道されている以上に進んでいるのが、小売店の棚を見ていて思います。

 スーパーの保存容器の棚です。スーパーでも、このように高い商品が棚に置かれるようになっています。高いか安いかで、真ん中がなくなっています。そして、品薄です。衣服だけでなく、全てのカテゴリーにおいて、大量生産、大量消費の時代が終わったことが、アメリカの小売店から感じることができます。

 今までは、良い物を作れる日本企業ですが、大量生産ができないために、アメリカ市場で販売できなかった事例が多々ありましたが、これからは、市場に参入できるチャンスかもしれません。



 また、コロナをきっかけに、ライフスタイルが見直されるようになりました。特に、体の免疫を高める食事が注目をあび、オリエンタルフード、特に日本食が見直されています。そのために、スーパーのオリエンタルセクションも拡張されています。



 現在、全世界が鎖国状態です。昔もそうですが、鎖国時代も貿易はされていました。食品を含む、日本で生産されている商品のメーカーにとっては、今が、アメリカ市場参入の絶好のチャンスかもしれません。


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