仕事ができないホワイトカラーは「幕の内弁当好き」

 このコロナ問題が発生してから、市場では大きな変化が発生していますが、ホワイトカラーの職場にも大きな変化が発生しています。アメリカでは、観光、航空関連企業が、大胆なリストラをしています。市場が極端に縮小したので、破綻を避けるためにしかたないことです。

 一方で、ホワイトカラーの大量リストラも徐々に始まっています。こちらの市場は、オンライン化で伸びている市場もありますが、何故、リストラが起きているのでしょうか?リモートワークとなり、効率があがり、そして、仕事ができる人できない人、企業に必要な人材、そうでない人材が明白になってきており、邪魔な「働くふりをしている人」を排除すると、更に効率があがることがわかってきたからです。

 今後、AI化が更に進むとなると「考えられない、興味を持たない、やることを自分で見つけらない人、責任感がない人」ような人材は必要ありません。AIができないことをできる人しか、必要ないわけです。

 先日、ラジオのように聞いていた「YOU TUBE」の動画で、「日本人のできないホワイトカラーは、幕の内弁当好き」と誰かが言っておられました。レポートなどを見ると、仕事ができない人は、少しづつ全部、つかみだけを入れたくなるようで、幕の内弁当のようなレポートができ、何の役にも立たない。

短い言葉ですが、経営者の方なら、この意味が理解できるのではないでしょうか?文句を言われない物を作ることだけを考えており、何か、おもしろいことがないかと一生懸命検証しない、興味を持たない、そのために、まったくおもしろくないし、そこからは新しいものは生まれない。読むだけ時間の無駄です。

 料理に例えると「リンゴソースの激うまとんかつ弁当」や「あまりにも綺麗で食べられない弁当」など、ヒントが詰まったレポートを検証して作るか、創造して作るような人しか残っていかないのは確かだと思います。

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