アメリカのスーパーで販売されているカップラーメン

 アメリカでは、圧倒的に「MARUCHAN」が市場を取っています。「NISSHIN」は、味、価格などの微調整で遅れたように思います。MATUCHANが取っている市場は、ディスカウント店の市場ですが、インスタントラーメン自体、その市場の商品ですので、以前から、価格と味の簿調整をMARUCHANがうまくされたのだと思います。


 今回訪問したスーパーは、アジア系の住民が少ない地域のスーパーです。オーガニック、ナチュラルなどあまり気にしない人がお買い物をするスーパーです。

 NISSHINのカップヌードルは、ほんの少しだけあります。ただ、NISSHINも黙っていられません。いろいろ新しい商品を出しています。日本では見かけない商品です。



 こちらは、ディスカウントスーパーですが、ハイエンドのスーパーでも、オーガニック・ナチュラル系のカップラーメンが販売されています。5ドルぐらいする商品も多いです。その市場には、日本の企業の商品は、ほとんど入り込めていません。味がおいしい日本商品は、味的には間違いなく入れます。

 いろんな意味で、市場調査をしっかりし、ターゲットにあわせた商品開発をすれば、まだまだ中小企業にもアメリカ市場参入のチャンスがあります。

 ちなみに、グリーンティと抹茶が、あっと言う間に、アメリカ市場の市民権を得ました。ディスカウントスーパーの棚もこんな感じです。


 ほとんどが中国産です。パッケージを市場に微調整できれば、日本のお茶は、市場に入れますが、現状は、自社での販売を断念し、OEMをしている日本のお茶屋さんが多いそうです。日本企業にがんばっていただきたいです。

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