アメリカの今の状況

 コロナウイルスが終息しかけ、街も再開の準備に入ったところで、日本でも報道されている以上の、プロテスト運動が起きました。そして、そのプロテスト運動が、暴動集団にハイジャックされたのが、今のアメリカです。

 全米各地で、暴動が起きております。サンタモニカやビバリーヒルズ、そしてニューヨークの見慣れた街並みが、数時間で廃墟になっています。今は、都市部から郊外にその暴動が移動しています。

 弊社のあるTORRANCE市は、通常は静かな街なのですが、こんな風になっています。



 OLD TORRANCEという場所で、市が認定した歴史ある場所である街も、このようにべニアが貼られています。白人が集まり、地元の人が、子供にバレー、体操、柔道を習わされたり、ファミリーフォトを撮りに来たり、週末に食事を楽しむような場所です。コロナ以降、人影がなくなり、皆さん、再開の準備をしていたところです。

 
 ロサンゼルスでは、4日前から戒厳令が出されています。夜の外出は完全に禁止です。弊社も、ガラス張りのビルですので、激化すると標的になると思います。防ぐことができません。人間の精神も、次から次に来る困難で弱って来ています。

 夢ではなく、全ての物が破壊されるのではないかと、この現場にいると感じてしまいます。日本では、このようなことが起きないと思います。私は、暴動を経験するのは、アメリカで2回目ですが、前回の暴動と比較ができないぐらいの恐怖感です。

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