ロサンゼルスのビジネス再開の現状

 ロサンゼルスでは、再開について、毎日、新しい情報が飛び交っています。本来は、5月15日が、再開日とされていましたが、「最低でも後、3か月延期」と言う声明が出された後、再開を求めて、カリフォルニア州各地で、住民が立ち上がりました。

 そして、その後「徐々に再開する。但し、条件付きで」と言う声明が出されましたが、その条件が厳しく、全く再開できるような状況ではありません。

 昨日には、最低でも、7月4日までは、STAY AT HOMEを延長すると声明がだされています。私が長年お世話になっている美容師の方は、3月15日から、仕事をされていません。既に、2か月以上です。何度も、何度も、再開できると言う「希望を持たす」ような声明は、出されますが、延期が続いています。

 数週間後には、再開されると思います。「I am ready!!!」と言う、テキストが、写真と共に送られてきました。お客様の安全を確保できないと、サロンにお客様が来ないと思っての、写真だと思います。個人レベルでも、このコロナ問題と、戦おうとしている人が増えて来ています。


 その希望も、また7月4日まで延長です。オフィスの事務職も、エッセンシャル(生活に必要な業種)以外は、自宅待機のままです。また、オフィスを開けるには、数々の条件を満たす必要があり、諦める事業主も多いかと思います。

 以外と、アメリカ人は、働き者です。トランプ大統領が「国民が働きたがっている」と言えば、「国民を殺す気か!」と、攻められ、州知事が全てを決めるために、大統領も何もできないという状況です。

 アメリカの二大都市である「ロサンゼルスとニューヨークの再開」には、メディアの報道とは違い、現状は、まだまだ時間がかかると予想します。

 ヘアーサロンと、ネイルサロンにおいては、隠れて出張する人もいるようで、おとり調査のようなことも行われています。見つかれば罰金は、3000ドル。そして、そのような行為を報告した人には、600ドルが支払われるとのこと。

 弊社のお客様で、ネイルジェルを販売している企業がおられます。今までなかったのですが、ネイルをやってほしいが、営業しているか?と言う電話が急に増えました。恐らく、この600ドルを求めての行為ではないかと思います。

 まだまだ、先が見えない、ロサンゼルスです。

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