死後になる言葉!「就活」「内定」「入社式」

 弊社では、毎年、多くのインターン生を受け入れています。その多くのインターン生が、一番興味があるのが「就活」のようです。

 アメリカ人スタッフより「どんな仕事がしたいのか?」と言う質問を受けると「商社に行きたい。銀行に行きたい。」など、どんな会社に就職したいかという、質問とは違う答えが返ってきることが、ほぼ100%で、アメリカ人には、理解できないようです。
 
 他のちぐはぐなやりとりは「何故、その学部を選んだのか?」と言う質問に、「その学部しか行けなかったから」と応える大学生が多いのも、理解できないようです。

 要するに、ブランドで、学校や就職や人生を決めているというのが、日本の学生です。

 今回のコロナ問題で、日本人も目が覚めるのではないかと思います。企業が、国が、自分達を守ってくれるという神話は、終了することでしょう。会社が倒産すると、不当解雇だと労基が訴えることもできません。

 2020年の新入社員の方々も、多くの方が、すぐに失業することでしょう。思った以上の数字になると思います。2021年に内定をもらっている人も、内定取り消しどころか、内定取り消しをした企業が倒産するケースも増えることでしょう。ましてや、2021年の就活など、企業は検討することもできないようになるのではないでしょうか?

 経団連が、従来の就活の体制を変えると表明し、徐々に変化するかと予想しましたが、このコロナ問題で、今までの体制は、瞬間的に崩壊すると思います。今後、生き残る企業は、半数、その半数の企業が必要とするのは、力を持っているスタッフのみです。

 日本が厳しい時代に突入したのではなく、世界同様になっただけです。一度、日本はどん底を見ると思いますが、強い日本に生まれ変わる、最大のチャンスではないでしょうか?

 就活、内定、入社式は、この12カ月で、死後になるのではないでしょうか?こんな写真を見るのも、最後のように思います。



 日本以外の国のように、子供の頃から、自分の人生を真剣に考え、自分のやりたりことを見つけ、それを目指して努力し、自分の人生を、自分なりに楽しく生きる時代が、日本にもようやくやって来るように思います。

 大学生の皆さん、もう、就活はないと思って、色々考え、情報を得、知識を得、力をつけないと、もう、企業も国も、社員、国民を守るだけの体力はありませんよ。

 社会人も、このコロナショックがあり、優秀な人ほど、既に、企業に見切りをつけ、新しい道を探索し始めています。この厳しい時代を生き残った企業に取っても、優秀な人をリクルートする最大のチャンスです。

 辛い仕事、おもしろくない仕事は、AIに任せ、クリエイティブで、楽しい仕事ができる時代が目の前に来ているように思います。しかしながら、その楽しいゲームを楽しめるのは、日本国民の何%でしょうか?

 いち早く、マインドチェンジをできた人のみ、生き残れる時代のように思います。

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