インターン生が、今、興味を持っている「バイオニック・アイ 」

バイオニック・アイとは
　事故や病気などの理由で、視力を完全に失った人に、視力を戻させる技術で、今まさに、研究されています。義眼との違いは、視力への干渉の有無です。
仕組み
　仕組みは、カメラ等で捉らえた映像情報を処理し、残っている正常な網膜細胞や脳自体に電気的刺激を与えることにより、見えるというものです。なので、事故で目が完全に使い物にならなくなっても、脳が正常であれば、まだ可能性があるということです。反対に、脳が（正確には、視覚情報を処理する部分）ダメになってしまっては、この技術は（基本的に）使えないということになります。
現状
　バイオニック・アイ自体は、何年も前から研究されていて、精度はまだ完璧ではないが、障害物を認識できるものは、既に開発されています。最近では、３Dプリント製のものまで開発され、これからの技術の進歩に胸が高鳴ります。
　目だけでなく、五感が不自由な人々も、それを補う技術さえ発展すれば、苦労や負担が軽減されると思います。それに、この技術が進歩すれば、眼鏡をする必要がなくなりそうです。

2020/02/23　片上伊吹（中学一年生）