今回は、現時点の自分の姿について書かせていただきます。
最初にこの写真の意味を説明します。これはグランドキャニオンの写真です。広大な土地と永遠と続く空がとても美しいですね。
しかし、これは私の持っている知識の有無を、可視化したものでもあります。何もない、空っぽな私の頭の中です。
自分を客観視して、初めてわかったことがありました。
一つ目は自分が何も知らない人間だったことです。世界で何が起こっているのか、母国である日本でさえ何も知らない自分に出会いました。自分でも驚くほど知識不足でした。
二つ目は興味を持つこと、考えることをしていなかったことです。興味、関心がなければ学びません。考えることをやめれば前進もしません。歳を重ねるごとに、後退していくだけです。
なんで?どうして?と疑問を持たずして、生活し続けた上での結果です。アメリカでは、幼少期から考える習慣を身につけ、能動的に行動するように教育します。一方で日本は、教わったことに従うだけ、全てがすでに決められている教育システムで、とても受動的です。これも知識不足の原因の1つかもしれませんが、言い訳に過ぎません。
自分の将来は良くも悪くも自分次第です。何事も興味を持ち、考え、知識を増やしていくことで、自分の生きる選択肢は、何倍にも広がるのかもしれません。
そして三つ目は常に肯定的な言葉を使うことです。現実を知った自分は、「私は何もできない、知らない、ダメだな」とマイナスの発言ばかりしていました。しかし「分からない。それならこれから知ろう」や、「できない」ではなく、「これからできるようになる」と肯定的に発言することが大切だと教わりました。言霊という単語があるように、言葉には力があります。小さなことですがとても大切な心がげだと思いました。
この三つはインターンを通して学ぶことには、あまりにも当たり前のことかもしれません。しかし現時点での自分にとって、とても価値のあるお話でした。常に何事にも疑問を持ち、考えることを今すぐ習慣づけるのは大変ですが、最大限の努力をしていこう思います。
矢野真央
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