インターン生が調査。トレーダージョーズから学ぶブランド確立戦略


高品質、低価格で商品を提供する、地元住民から親しまれているトレーダージョーズ。今回は、トレーダージョーズの販売戦略を調査してきました。


トレーダージョーズに足を運ぶと、店内面積の小ささに驚きます。これは、顧客と商品に十分に目が届く、平均350坪程度と決められた戦略でした。通常のスーパーの、約5分の1です。


 店内には、カラフルなパッケージの商品が並んでいます。新商品は手書きのカードと一緒に陳列されていて、「トレーダージョーズ」というブランドが表現された場所になっています。


販売されている商品は、80%がPBブランドです。PB商品は、人口着色料、防腐剤などが含まれない安全で、ヘルシーな商品で、パッケージもカラフルで目を楽しませてくれます。手書きの商品説明が、親近感を感じませます。また、店内はトレーダージョーズのユニフォームを着た店員が、試食デモ販売もしており、店内は、トレーダージョーズのブランド色でいっぱいです。

世界各国の食材も販売されていました。移民が多いアメリカにおいては、食材も多様性を求められていることがうかがえます。国際的な食、オーガニック、環境に優しい食を好む顧客を、ターゲットにしているのではないかと感じました。

このような高品質の商品を、低価格で提供できる理由の一つに、セントラルキッチンがが挙げれます。ホールフーズとの比較写真を見て頂くと、理解していただけると思います。


多くのスーパーでは、肉や魚を店内でさばいています。ホールフーズでは、チーズまで店内で小分け加工され、対面販売されていました。

トレーダージョーズは、セントラルキッチンで、商品をパックすることにより、人件費削減ができています。

トレーダージョーズについて調べてみて、独自の視点で、顧客との信頼関係を構築したマーケティングがビジネス成功の秘訣だと思いました。顧客のターゲットを絞り、トレーダージョーズのブランドを確立したことで、効果的に商品を提供できるのだと分かりました。次回は、ホールフーズについて調べて、違いを比較したいです。


2019/12/26 八巻美穂

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