アメリカ人起業家家庭の教育②

 夏休みを利用して、日本の中学一年生一人を連れ、アメリカ人起業家の家庭を訪問しました。ファミリーといっしょに、ユタ州のZION PARKというナショナルパークに行くことになりました。その前に、ご自宅で、日々の生活を体験させていただきました。

 まず、この家庭には、テレビがありません。子供たちが、画面を見てゲームをしている姿もありません(後で、隠れてやっている姿を見ましたが)。

 子供たちが遊んでいるのは、ボードゲームや、パズル、チェス。その他の遊びは、屋外での遊びと、楽器の演奏です。


 小学生の子供が、「ACQUIRE」と言う、株と不動産と買収のゲームをしていました。子供の頃から、ゲームを通じて、不動産、株、買収というものを学んでいるのに、驚きました。


 もう一つ気になったゲームは、瞬時に、数字の組み合わせを考えなくてはならない「RUMMIKUB」と言うゲームです。大人でも夢中になるゲームでした。


 この二つのゲームは、弊社のインターン教育でも取り入れています。両方のゲームとも、様々なパターンを想定し、相手の動きも想定し、そして、瞬時に判断をしなければなりません。REED家の、おもちゃ棚には、このような家族で楽しみながら、将来ビジネスで役立つ能力をつけるゲームが、ぎっしりと詰まっており、ほぼ、毎晩、食事の後は、家族でゲームをしています。

 今回、「おりがみ」をお土産に持って行ったところ、全員が夢中になっていました。特に「大人の心が折れる折り紙」と言う、高度なおりがみシリーズがありましたが、説明書を見ながら、子供たちは、何時間も夢中になっていました。



 この家は、2階が全て子供部屋、1階がファミリールーム、地下が、ゲストルーム、ジム(なんとサウナまで自宅にありました)、イベントルームがあります。2階はともかく、1階と地下は、子供が6人もいますが、子供がいる感じもなく、みんなルールを守り使用しており、綺麗に整理整頓されています。折り紙で遊んだ後も、誰かが、このように、すぐに片づけていました。


 家の中でも、子供のスペース、大人のスペース、みんなのスペースが、きっちと決められており、そのルールに従って、子供たちは生活していました。

 ちなみに、ジムは、大人のスペースのようで、子供たちは使用しておらず、雰囲気も大人の雰囲気でした。このような施設が、家庭の中にあるのも、アメリカらしいです。




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