どうしてサラダを食べるのか?

 日本は梅雨のシーズンですね。ここロサンゼルスも最近は天気が優れずどこかどんよりとした空気が漂っています。天気が悪いと気持ちまで沈んでくるので、私たちの心は外の世界からかなり影響を受けているんだなぁと感じます。

 そんな最近ですが、今日はランチに連れて行っていただいたお店で大いにパワーチャージすることができたのでそのお話をしようと思います。

 今日伺ったお店は、サラダ・スープをメインにしたバイキング形式のお店です。お店に向かう途中、いつもランチをご一緒して下さる代表と日本人スタッフの方が、「今日はサラダとスープのとこ行こうか。」と仰っているのを聞いて、サラダとスープがメインのお店ってどんななんだろう、きれいな女の人しかいないようなお店かも…と考えていました。

 お店につくとまずはサラダバーのコーナーがあるのですが、そのサラダバーをみて私は、「これはサラダがメインでもおかしくない店だ…」とすぐに納得しました。今までの私にとってサラダバーは、レストランでメインの料理を待っている間、少し野菜を摂取するもの、というようなイメージでしたが、今日目の前に広がっていたサラダバーは、そのイメージとかなり異なっていました。

 長いサラダバーコーナーには、説明を見なければ私には分からないような野菜も含め、かなり多くの種類の色鮮やかな野菜が並んでいて、その種類の豊富さと色のきれいさに心がはずみました。野菜を皿に盛っているときは、サラダバーというよりも花畑で花束に入れる花を選んでいるような気持ちで、かなり楽しんで集中していたと思います!


 完成した私のサラダがこちらです。


 もっときれいにデザインしたかったのですが、あれもこれもという欲望のままに入れていったせいで最後にはごちゃごちゃになってしまいました。

 それでも、自分が選んできた色とりどりの野菜は、見ているだけでとてもハッピーな気持ちになりました。しかも、それを食べるともっと心が元気になっていく感覚がします。

 健康食とか、スーパーフードにあまり興味のなかった私ですが、自分にとって良いものを楽しい気持ちで摂取することの喜びを知って、新しい世界に足を踏み入れたような感覚です。

 サラダはスタイルに気をつかう女の人が好きな食べ物だ、と思い込んでいた私ですが、食事中店内を見渡してみると、家族連れや、老夫婦、一人の男性まで幅広いジャンルの方がお食事をされていて、日本にも既にその傾向はあるのかもしれませんが、アメリカでの健康志向の強まりを垣間見ることができたのかもしれないと感じました。

 この他にスープなどもおいしくいただいて、心も体も元気になれた時間でした。新しい世界を見せていただける日々に感謝です。すこし興味がわいたので、これを機に健康ブームや、新たな食のトレンドなどについて調べてみて、気になったものは自分で体験してみる機会を作ろうかと思います。

2019/06/19 原唯奈






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