/* 考察 */監獄で仕事する日本人と森の中で仕事をするAppleの社員

こんにちは。MCICインターン生のYukiと申します。

集中力の持続


最近私が気になっているのは、どうすれば効率よく仕事が続けられるのかということです。

というのも狭苦しいオフィスで昼休憩以外はずっとPCに向かって作業をするという行為を続けていると、夕方あたりに集中力が切れてきて作業の効率が悪くなり、午前中のようなシャキッとしたパフォーマンスを維持できないないということを実感し、

  • オフィスのデザイン
  • 仕事をする場所
  • 小休憩の取り方

などの要因で効率の良さは変わってくるのではないかと私は考えました。(ちなみに我々MCICのオフィスはとても広くて快適で狭苦しいという表現とは無縁です、比喩です。)

私は今回のインターンの中で、このブログを毎日書くということが現在の仕事の中で大きな存在となっており、クリエイティブな脳のパフォーマンスを一日中持続させることが求められます。

ということで前置きが長くなりましたが今回はクリエイティブな脳を一日中持続させる方法を考察して行きたいと思います。

そして先ほどの3つあげた要因の中で、「小休憩の取り方」が誰でも気軽に今すぐ始められる働き方改革なのではないかという結論に至りました。

・オフィスのデザイン

建築デザインについては全然詳しくないのですが、建材にガラスがふんだんに使用されおており、オフィスの周りにはたくさん植林され、屋内にいながら屋外にいるような開放感を得られるといったオフィスのデザインが最近のシリコンバレーの企業のトレンドになっているようです。
それの良し悪しは私には判断できませんが開放感のある職場はクリエイティブな考え方に作用するのでしょうか、それとも大企業が率先して環境保全に力を入れなくてはいけないという義務感を本社で体現しているのでしょうか?
どの理由にせよニュースタイルで面白そうですね、是非ともそんなオフィスで働いてみたいです。

GooglePlex

また、サンフランシスコの語学学校に通っていた時の週末に、Caltrainに乗ってGooglePlex(Googleの本社)に行ったのですが、中庭にはバレーのコートがあったりトランポリンがあったりと気軽に外でリフレッシュできる作りになっていました。日曜日に行ったので社員は誰もいませんでしたがシリコンバレーのIT企業の社員の働き方を垣間見ることができてなかなかいい経験になりました。是非とも社内も見学してみたかったですね。これは後々休憩の話につながっていきます。

・仕事をする場所

オフィスのデザインにもよるのですがひたすら事務机に向かって仕事をするのではなく、ラップトップを持ち出してたまには違う場所で仕事をしたりすると、新鮮な気持ちになって新しいアイデアが浮かぶのではないでしょうか?そのための場所作りは、先ほど言及したオフィスのデザインが担っているのでどちらかというとこのセクションは個人レベルの話と大規模な話の中間に位置する内容ですね。

・小休憩の大切さ

クリエイティブな作業をするときは小休憩が一番大切であると私は考えます、よく「デザインやアイデアを練るときは散歩するといい」と言われますがそれは確かにそうかもなと感じる場面をいくつか体験したことがあります。
クリエイティブな作業の中でもアイデアを練らないといけない人たちにとって、散歩は小休憩、仕事をする場所を変えてみるの二つを兼ね備えている経験になります。

疲れは思った以上に蓄積されている

人の集中力は90分間持続させるのが限界、だから大学の講義は90分ということが聞いたことがありその時間の真偽はわかりませんが、ずっと集中していると疲れてパフォーマンスが落ちるというのは事実です。

体の真の疲労の蓄積を解放することができずに死にかける

クリエイティブとはまるで関係ない趣味の話ですが、私は休憩を取らずにご飯も食べずに連続して何時間もバイクに乗っていることがよくあります。乗っている最中はあまり疲れを感じていなくても実は体に疲労は蓄積されているのだなと感じる時が何回もあります。

  • 家に帰るとドッと疲れを感じた
  • 走行中とても眠くなった

と明らかに危険な状態だったなと感じることがあります、バイクに乗っていると疲れを感じていなくてもある一定の時間ごとに小休憩を取るということの大切さを気付かされます。

小休憩を取ることでこんな効果が出る

また、私は大学でプログラミングを勉強しているのですが、何時間かけても課題を解決するためのひらめきが思いつかなかったり、自分の書いたコードのバグをなかなか見つけることができない時があるのですが、次の日同じ課題にトライしてみると、何時間かけても思いつかなかった解決するコードがものの数分でひらめいたり、バグが簡単に見つかったりと一晩おいて冷静になってみれば案外簡単にできたりするという経験をしたことがあります。

これらの例えはロングドライブや、プログラミングをしていない人には難しいかもしれませんが、クリエイティブな作業において、ずっと同じことやってるとだんだん自分が何やってるかわからなくなってくると感じる場面は、疲労が溜まり集中力が落ちてきているということの結果であるということです。

実際このブログを書いている時も、文章を長く書けば長く書くほど全体像がぼやけてきて趣旨がだんだん脱線してきてしまいます。休憩をとって全体を見直すことの大切さは計り知れないです。またそれを防止するための他の方法として、アウトラインを最初に決めておくべきだということはブログでもコーディングでも同じですね。

まとめ

皆さんも休憩は怠惰だ、だとか長時間仕事を続けるのが美徳といった日本人らしい考え方は改めたほうがいいのかもしれませんね。GooglePlexに行った時にそれを強く実感しました。
私はタバコを吸う人ではないので、喫煙者のタバコ休憩はなんだかなあと思ってしまっていたのですが、こうして考えてみるとあながちバカにできないものですね。非喫煙者は脳のニコチンへの渇望サイクルに頼らずに、自分で時間を区切って外の空気でも吸いに行くなどといったことで同様の効果を得られるのではないでしょうか?

全ての人に当てはまるわけではない

また、単純に時間あたりの仕事量を評価される肉体労働やある程度同じ作業をする人たちにとっては小休憩なんぞ気休めにしかならないかもしれませんが、何か新しいアイデアを練らないといけない人にとっては小休憩はとても大切な行為だということに気がつくことができました。

コメント

  1. Your discussion of fatigue, creativity, problem-solving and how they are affected by the work environment is something many employers need to think about more. I think it was Einstein who believed in taking short naps throughout the day, which allowed him to refresh and keep working for many hours. He created his own routine, a way to maximize his own productivity. Why must all workers follow a similar work schedule, limited to the same break times, the same hours at the same desk, etc.? Do companies consider the best way to create a productive work environment, or just accept the traditional work patterns? I think those that fail to carefully consider this issue (work-life balance, work environment, rest and refreshment, etc.) risk becoming obsolete in the near future.

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    1. 貴重なコメントありがとうございます。

      先日お話しした内容と重なる点があるのですが、やはりベンチャー企業は変わってきているように思えまし、また私もそのような古いやり方の企業が淘汰されるという意見に賛同できます。
      そして、私はこれから日本が変わっていきもっといい国になることを祈っていますしそれを現実にしていく側に付きたいとも考えます。

      Scottさんのおかげで夢ややりたいことや目標を持つことの大切さを認識することができました、大変感謝しています。

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