【研修生日記】動物の保護愛護団体:SPCA(NO KILL SHELTER)

※この記事はMCICのインターン、Takaが作成しております。



 アメリカのペット市場を学ぶため、Society for the Prevention of Cruelty to Animals (SPCA)を訪問させて頂きました。SPCA は日本語に訳しますと動物虐待防止協会です。

 アメリカでは犬猫の生態を売買を規制する法律があります(各州で若干の違いはありますが)。特にここカルフォルニアでは法律が厳しく、通常のペットフードでは、生態の販売がされていません。犬猫を購入するのは、しっかりとしたブリーダーから購入するか。ペットの保護愛護団体にて、養子縁組をする方法が一般的です。

 SPCAに着いて、最初に築いた事とは建物の広さでした。猫の部屋が二つあり、合計20匹くらいの猫が、自由にゆったりと、過ごしていました。犬はケージで生活していますが、そのケージも清潔で広く、外と行き来できるようになっておりました。トレーニングやプレイをする広い庭もありました。

 施設は非常に清潔で、飼育員も楽しそうに仕事をされていました。子供や家族ずれの訪問者も多く、想像していたより明るい雰囲気でした。ミーティングルームも管理され養子縁組前に、犬猫と時間を過ごし、相性が合うかを確かめることができます。建物の隣にはペットショップやペットホテルまであります。

このような施設があると、お客様も気軽に訪問出来ます。虐待されている動物でも行く場所があり、次に家族を見つけやすいと思います。

日本でも、もっと動物の安全を考える必要性があると思います。日本ではペットを買うのが当たり前ですが、一度捨てられた動物は新しいお家を見つけるのが非常に大変です。アメリカのように法律で動物の販売を難しくし、SPCAのような施設を作る事により、動物を助けることが出来ると思います。

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