中小企業大国アメリカの経営者の働き方

 弊社の事務所があるビジネスパークは、アメリカの中小企業ばかりです。アメリカ人は、土日やきっちりとお休みするというイメージがあるようですが、アメリカの中小企業の経営者は、非常によく働きます。



 土日に、オフィスに来ると、多くの経営者の方々の車をよく見かけます。家庭サービスを抜けて、数時間でも、オフィスに来て働いている経営者の方が多いです。また、家族との食事が終わった後にも、大量のメールが届きます。バケーションだと言っていたのに・・・と思う時期にも、メールが届きます。

 アメリカの男性は大変なのだとつぶやいた人もいました。「仕事も忙しい、でも、定時に家に帰って、家族サービスをしなければならない。食事が終われば、また仕事をしなければならない。クリスマスになれば、クリスマスツリーなどデコレーションもしなければならない。BBQなどする時には、買い出しから、クッキング、後片付けまで、全て男性の仕事。母の日は盛大にお祝いするのに、父の日は忘れられることも多い。こんなに働いているのに・・・」

 効率よく仕事をしないと、会社でも家庭でも苦情が来ます。短時間で、どれだけの仕事を効率よくするかが勝負です。また、アメリカには、国内でも、3時間の時差があります。ロスの場合、9時に出勤すれば、ニューヨークは、既に、正午です。そのために、早朝出勤する人も多いです。

 インターネットと端末が発達した現在においては、会社にいなくても、仕事ができるようになり、多くのアメリカ人が恩恵を受けております。

 日本のニュースでよく聞く「過労死」や「ブラック企業」と言う、言葉はほとんど聞きません。雇用者を守る法律も多いですが、全てが自己判断と自己責任です。

 今日のカリフォルニアは、歌にあるような、カリフォルニアブルースカイの心地よい日曜日です。


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