農商工連携フォーラム 呉市

 7月の日本出張時に、広島県呉市で開催された「農商工連携フォーラム」に参加させていただきました。弊社のパートナーの山本氏の地域ブランディングのセミナーを初めて聞かせていただきました。世界の有名なブランドには、必ず地域名が付いている!確かに。Hermes Paris    Burberry London    DKNY などなど。勉強になりました。山本さん、ありがとうございました。


 このフォーラムでは、地域をどのようにブランディングするか?農家の高齢化問題、近代農業(機械化、IT化)の取り入れなどが話されました。広島県では、今、レモンに力を入れておられ、広島のレモンのブランディングが積極的に行われています。銀座にある広島県のお店で、朝から長蛇の列ができているのを見たことがあります。山本氏は、「レモンの聖地作り」をしようと、力強く話しておられました。

 私が、感動したのは、ある農家の方が、「広島県が、これだけの税金を使って、レモンをブランディぐしていただき、そして、ここまで知名度がでたことに、心から感謝しています。」という一言です。初めて、税金の正しい使われ方の事例を見た思いでした。

 弊社では、今まで、建築現場で使われていた機械や、技術を、農業で使えないかを研究しています。水はけが良い斜面が必要なオレンジ、レモン畑での仕事は重労働です。この斜面は、ダムなどの建築現場と同じ条件。それであるならば、現場で重い物を持つときに体の負担を軽減するために使用されるパワースーツや、無人無線トロッコなどを使用して、負担がかからず効率的な農作業ができる未来型農業を追求していきたいと思います。その未来型農業の勉強をするために、海外からインバウンドを呼び込むことも、ついでに企画できればと考えています。「広島が、未来型農業のモデルケース」になる日も、近いかもしれません。

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