海外研修7

海外研修(2017/08/14)

 今、私はラスベガスに来ています。私が住んでいるトーランスよりも日差しが強く、サングラスをしないと目を痛めてしまうほどです。ラスベガスという町は、木を伐り、砂漠の上にカジノやアウトレット等が建てられています。ラスベガスの周りは砂漠だったのですが、そこに面白い発見がありました。

砂漠では日差しが強いとよく知られています。そのため、作物はもちろん働く環境にも不向きです。そんなディスアドバンテージをアドバンテージにするシステムが砂漠の上で行われていました。ソーラーパネルです。

広大に広がる砂漠の上に置き、太陽光を集めやすいように、そのソーラーパネルの上に反射する金属を置き、効率よく太陽光を集めていました。集めた電力はカジノやホテルで使われているそうです。不利な状況を有利に変える機転を学ばなければいけないと思いました。

ソーラーパネル
本題に入ります。

 私がなぜラスベガスに来ているのか。世界最大級のアパレルの展示会、MAGICがラスベガスのMandaley Bay Conevention CenterとLas Vegas Convention Center で開催されているからです。

 毎年2月と8月に開催されるMAGICは、全米で最も大きなファッションの展示会です。世界でも名の通っているブランドから新しいブランドまで様々な商品を紹介し、最新のトレンドまで見ることが出来ます。

  3日間に及ぶ展示会にはおよそ85,000人が訪れるとされています。いくつかのブースがあり、The Tents、FN PLATFORM、WWDMAGIC、PROJECT、PROJECT WOMENS、THE COLLECTIVE、STITCH、POOL TRADESHOW、WSA@MAGIC、CURVE LAS VEGAS、CHILDREN'S CLUB MAGIC、SOURCING AT MAGIC、FOOTWEAR SOURCING AT MAGIC の13のエリアがあります。

 目的や商品別に分けられており、例えばSOURCING(ソーシング)会場では素材を売りにしている企業が集まります。それらの企業は、バイヤーに「私達はこのような技術をもっている」とアピールをすることが出来ます。興味をもったバイヤーは商談を行います。展示会は8月16日まで開催されます。




 今日初めて展示会を見て思ったことは、とにかく広いということです。全てを見て回るのに時間と体力を要します。バイヤーは3日間かけて展示会の中を見て回るといいます。休憩所がいくつもあるのですが、座ってしまうとソファーの感触が良く、動けなくなってしまいました。休憩エリアでは、スナックや食べ物が売られています。休憩がてら飲み食いすることができるスペースは、来場する方の満足度を向上させるのだと思いました。また、マンダレイベイ・コンベンションセンターやラスベガス・コンベンションセンターのどちらにも、レストランやフードコートがついています。来場する方がいちいち場所を移動することなく、効率良く展示会を見てもらう。このような環境の整備も、満足度に影響するのだと感じました。





 これから数日間はMAGICについて書いていきたいと思います。明日は、会場での各アパレル企業の見せ方や、会場の仕組みについて書いていきたいと思います。


2017/08/14 大石健太

コメント