海外研修13


海外研修(8/24)

 今日はアメリカのあまり知られていない文化について紹介していきたいと思います。

  左記の写真は昨晩の様子です。昨晩は一定の区域と時間に、警察による一斉検挙が行われていました。その検挙は飲酒運転を取り締まるものでした。抜き打ちで検査をすれば、無実の人にも迷惑を被ります。それは日本では当たり前の事ですが、アメリカでは人権侵害にあたります。そのため警察は事前にラジオや新聞で検挙する場所と
時間を知らせます。取り締まり方がとても面白いと感じた部分は、その検挙方法でした。検挙しているのは、飲酒運転を取り締まることは周知の事実です。特に飲んでいる人は検挙対象なのでUターンなどをして避けようとします。そういった逃げる方達は何かを隠すために逃げるため、捕まえるための一斉検挙をしているそうです。

 本題に入ります。

 本日の業務内容は展示会に必要な物資調達と組織運営に関するミーティングを行いました。ウエスタン・フードサービス&ホスピタリティ エキスポ2017と呼ばれる展示会で、2017年8月27~ 2017年8月29日の3日間開催されます。この展示会ではレストラン、フードサービス、ホスピタリティ業界、食品、技術、機械、サービス関連が展示されています。その展示会に出展される企業さんに必要な物資を購入しました。
 組織運営に関するミーティングでは、現状の把握も含めてこれからの組織運営に関して議論しました。現段階で、社長一人に重荷を背負わせていたのが明らかになりました。人一人に任せるのも手なのですが、それでは効率が悪くなり組織も動かなくなりかねません。人に任せるといったことが、いざとなると出来なくなります。これには信頼される側にも非があると思います。人から信頼される、つまり人間関係の構築が出来ていないのが会社にも個人にも損な利益を生みだしています。相手の言っている事や思っていることが、正しいとは思えなくても理解して受け入れてあげることが出来ることが必要です。感情的になるのは人間である以上仕方のないことかもしれません。感情的になれば視野も狭まり見えるものも見えなくなります。だからこそ会社では、冷静に物事を広い視野で見ることが必要だと思います。うまくバランスが取れる人が重要になってくると感じます。


 今日はアメリカの文化や人間関係を学ぶ機会を得られました。21年間生きてきて今まで知らなかったことが次々と出てきています。私には学ぶ姿勢がMCICに来る以前にはありませんでした。少しの情報から得たものだけで知ったかぶりをし、それをあたかも知っているかのようにしていました。MCICにきて学ぶことが多い一方で、本当の私を知り少し幻滅していることも多いです。私にだけではなく他の大学生に言えることは、好奇心を持ち様々なことを学ぶこと。興味をもつことから始めなければいけません。それがなにであれ、きっとその興味が就職や会社で役立ってくると思います。

2017/08/24 大石健太

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