アメリカ市場での、抹茶の調査

 明後日から、TEA EXPOにご出展される「茶禅」様と、展示会前に、アメリカの抹茶市場の市場調査を行いました。

 スターバックのメニューに、抹茶フラプチーノがあるぐらいですので、アメリカ市場で、抹茶は知名度をあげてきていると思いましたが、予想以上でした。

 WHOLE FOODSには、伊藤園さんの商品、日本の抹茶メーカーの商品もあり、その他のブランドと激戦でした。間違いなく、日本の抹茶の方が、品質や良く、味も良いはず。しかしながら、日本ブランドは、他のブランドのように、ラベルが、他のブランドのように、違和感なく作られておらず、棚の下の方に置かれており、そして、違和感がありました。

 TRADER JOEでは、PBで抹茶が販売されており、TEAのセクションにも、サプリメントのセクションにも陳列されていました。抹茶が、体に良いということが、浸透しつつあることを、示していると思います。


 ブティックストアー以外の、RALPH(一般のスーパー)では、リプトンなども抹茶を出しており、PBでも、出されていました。



 本物のおいしい「抹茶」は、絶対に売れると自信を持って、アメリカに来られましたが、本物の抹茶の勝負をするのは、このような小売店ではなく、他の場所であると感じられたようです。日本の店舗でも、これだけの「抹茶」製品を見ないとのこと。アメリカでの抹茶の普及率にただただ驚かれた二日間でした。
 
 日系のスーパーで、ちょうど、お茶菓子のデモ販売がされていました。アメリカ人が、「とてもきれい」と言って、4ドルもするお茶菓子を大量に購入されていました。



 お茶菓子について、英語で情報発信すると、興味を持たれるだろうなとふと、視察中に思いました。日本の伝統を伝えるには、わかりやすい、興味を持ちやすいものの情報発信をして、それから、奥深く入っていくことが必要ではないかと思います。

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