タフペイントがタフティップになり、アメリカ市場デビュー

 カズキ高分子様とは、昨年のNY NOWでお会いしました。弊社のブースと同じ列におられ、時間つぶしに、ぶらぶらとブースを歩いていた際に、日本企業様のブースが目に止まりました。

 ブースの装飾も何もされておらず思わず「もう少し工夫されてはどうか?デモ用のTシャツを買って来て、デモをするとか!」と言いたい放題言った翌日も、ブースにお邪魔して「Tシャツ買いましたか?」と質問。後日、おうかがいしたところ、「ああ、またあのエプロンの人が来た。怒られる」と、社長は思われてとのこと。

 私には、ただの手芸と工作用のペンにしか見えませんでしたが、弊社の片上に、「ブース施工の失敗事例のようなブースがあるので見に行こう」(失礼極まりない発言!)と、誘い、ブースにお邪魔した途端、片上が興奮し、「こんなマーカーを見たことがない。水に濡れていても書ける現場用のペン、すごい。何、見てたんですか?」と、私への攻撃が始まりました。

 というのが、出会いでした。それから、9カ月、何度もミーティングをさせていただき、弊社の提携先との提携が決まり、HARDWARE SHOWで、カズキさんは、アメリカ市場に、デビューをいたしました。

 これだけ高速で、話が進んだのも、商品力があったからです。日本の企業様の技術は、本当にすごいです。今後のカズキマーカーのアメリカでの展開が楽しみです。



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