研修日記7 将来のこと

研修日記7 将来のこと

今日はMCICにきて初めてNickiさんとまともにお話をさせていただきました。いままでNickiさんは出張で忙しくなかなかオフィスにいらっしゃらなかったので......。たまたま私が退勤後オフィスでCalgelのおためしをしていたところ、Nickiさんかに声をかけていただき、急遽夜ご飯をごちそうになることになったのです。本当に今までほとんどお話をしたことがなかったので、たくさんのお話を聞けて私にとってはとても有意義な時間でした。たまたまネイルしていて本当によかった。

※この先のことに関しては完全に私の覚書程度なので、無駄に長文なうえまとまりがなく、時間のない方には読むことをお勧めしません




Nickiさんと2人でお話をして、私が考えたことのないような世界の話をたくさん聞き、将来について改めて悩まされたし、自分の今までの生き方についても考えさせられました。以前、MCICの日本人スタッフの方と将来のことについて話した際、Nickiさんは全力で否定をしました。そのときはよく理由が分かりませんでしたが、今日、Nickiさんとのお話の中で少しずつその理由が見えてきて、納得できて反論できない部分は結構ありました。将来の夢とはいえ、すべてを犠牲にして全力でなりたいと思っているわけではありません。興味があるから楽しそうだと思うだけ。正直、将来何になりたいかなんて全くわかりません。知り合いのほとんどは、給料のいいところの中からから興味のある所に絞って就活をし、内定を勝ちとる。確かにたくさんお金があればやりたいと思ったことはすべて実行に移せるようになるでしょう。でも私はお金はそんなに欲しくありません(あれば嬉しいですが)。いろんな視野を持つ人にたくさん出会って、自分のやりたいことをやっていく中で、その結果としてお金もついてくるのならラッキーだと思っています。いまは。わたしの今のバイトがまさにこれです。勉強のためにほぼ毎日バイトを入れていたらお給料がついてきている。将来も、いまみたいに、生活のために仕事をするのではなく、自分の知的好奇心を満たすために生きていきたいです。こんな楽天的なことが言えるのはまだ親の世話になっている学生の身分だからかもしれません。実際、大学を卒業して独立するようになったらこのような楽天的な考えを持っていた自分を恨むことになるのだろうとは思っています。でも、本当にそう思うのか、今の私にはわかりません。


そんなことを考える一方で、安全に生きたいと思う自分もいます。ここまでの人生、かなえたいと思った目標は周りからどんなに無理だと言われてもすべて努力と根性で手に入れてきました。そして運がいいことに、1人では実現不可能な時も、周りの人がさりげなく手を差し伸べてくれて、最終的には実現してきました。その分わたしは挫折を知りません。大学生になって関わる人の幅は増え、新しい世界をたくさん知ったものの、今更挫折が怖くなったのか、その世界に自ら飛び込みに行くということをしなくなりました。気づけば確実に失敗しない道を選ぶようになっていましたうすうす感づいていたその疑念は、今日のNickiさんの話を聞いて革新に変わり、自分に対して悲しくなりました。そしてたぶん、私の心はいま、特に自分の将来のことに関していえば、知的好奇心を満たしたい気持ちよりはこちらの気持ちの方が大きいです。


私の発言ではないので、むやみにネット上に書くことは控えますが、Nickiさんが今日おっしゃっていたことはほとんど間違いではないと思います。好奇心旺盛な面の私が考えることに考え方がそっくり。やはり、苦労をたくさんした人は、何の苦労もなく生きてきた人よりも確実に強いです。経験の多さは人間の強みです。いろいろな世界を見たいと思いつつも実際には失敗することへの恐怖で何もできないでいる自分。大学を留年することなくしっかり卒業していわゆる一流と呼ばれる企業へ就職することが人生の成功であるかのように謳う社会の風潮に流されかけている自分。確かにそれは楽でしょうが、それでは生産レーンに乗せられた製品たちと大して変わらない。オンリーワンでいたいわけではないが、よくいるタイプの人間ではいたくない。考えることから逃げようとしていた自分の将来について、改めて考えさせられた夜でした。



......と偉そうに書き連ねましたがなにはともあれ久しぶりに飲むお酒は美味しかったです!!!!!!!!!!そして他国の料理もおいしいけれど日本食って素晴らしい、本当においしい。20年ちょっと食べてきた味はそう簡単には捨てられませんね。素敵なお店でのおいしい日本食、ごちそうさまでした。


MCICオフィス近くの「柚」さんにてパシャリ

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