山火事

ロサンジェルスの北西に位置する、Camarillo(カマリロ)市で、昨日未明に大規模な山火事が発生しました。
たった五時間の間に、8,000エーカーもの広大な地域を焼き尽くし、今も火の勢いは止まっていません。さらに、春特有の強風がこの地域に吹き、更なる延焼が予想されています。
2,000もの家屋が危険にさらされ、既に15家屋が焼失しました。800人が避難し、まだ非難勧告が出されていない人達に、非難の準備をするようにと指示も出ており、今後この数も拡大する恐れがあります。
消火活動には、消防士200人、消防車96台、ヘリコプター6機、3台のエアクラフトが導入され、消火にあたっています。
山火事は、種類があり、自然に恩恵を与えるものと、そうでもないものがあるそうです。山の地上を這うように広がる山火事は、新たな生命を作り出し、不必要な枯れ枝などを焼き、日光が地上まで行き渡るようにしてくれたりするそうです。今回のこの山火事は、この種でなく、木々を焼き尽くし、破壊していく火事の種類に入ってしまいます。
4-5年前にサンディエゴにて、山火事が発生した時には、何日もかけて、消化活動が行われ、車で2時間半ほどかかる、ロサンジェルスの地域にまで、影響が出ました。
一刻も早く鎮火し、これ以上の被害が出ないことを願います。

コメント