弊社では、ペット関連商品も輸出しています。
今回は、獣医さんで販売する犬の股関節用オールナチュラルサプリメントの輸出までの過程でのメーカーとのやり取りの話です。
こちらの商品は、サプリメントですので、ワンちゃんの口に入るもの。輸入するためには、日本の農林水産省の許可をもらわなくてはなりません。
まずは、英語のラベルを輸入元のお客様に提出します。
「これでは、情報が足りません」とお客様。
そして、メーカーに再度原材料の詳細を送ってもらいました。
でも、メーカーだって、企業秘密を簡単には、教えてくだれません。
詳しい資料があるので、ここから拾って送ってくださいと言われます。
12枚切り食パン一枚ほどの厚さがある資料の中から、該当するものを翻訳して、輸入元のお客様に提出。でも、やっぱり足りません。この詳細がないと、農林水産省からの輸入許可が下りません。
そこからは、メーカー担当者との電話とメールのやりとりです。農林水産省の件を説明しますが、担当者だって、詳細な情報を持っているわけではありません。担当者も、いろいろな部署に情報をもらわなければならないのです。
「あともう少しですね!」とお互いに、励ましあいながら、交信します。
最終的には、Non-disclosure agreement(略称: NDA)という秘密保持契約を結び、日本語ラベルのチェックをメーカーが側がすることを条件に、さらに詳細な原材料をメーカーより得ることが出来ました。
すでに、ここまでの流れは、弊社社長は想定内。「お客様とアメリカメーカーとの取引をスムーズに行なえるようにするのが私たちの仕事、お客様に安心して取引して頂けるような通信をするように」との指示がありました。
そして現在、日本語ラベルを英語に翻訳し、メーカーに提出しています。
輸出前のひと山超えて、このサプリメントが日本に渡る日も近いです。
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