STAY AT HOMEが、最低3か月延長される予定のロサンゼルス

 5月15日に終了する予定だった「STAY AT HOME」ですが、最低でも、3か月間延長する予定と発表されました。

 日本のメディアは、アメリカでは、徐々に再開が始まっていると報道していますが、現実はちょっと違います。

 小売店の再開が始まったと報道されていますが、ロサンゼルスでは、店舗内に入ることは許されず「カーブサイド・ピックアップ」と言う、店頭での商品の受け渡しのみ許可されています。オンラインでのお買い物と同じです。たぶん、人が、家に引きこもっているので、少しは、お外に出させてあげるますよ。ぐらいにしか聞こえません。

 飲食業は、デリバリーとテイクアウトのみで、レストランで食事をすることは許可されていません。

 会社も、エッセンシャルと言う「生活に密着したサービス、商品」以外は、基本的には、リモートですので、ほとんどの企業が再開できません。本日、弊社の敷地内を、警察が見回っていました。エッセンシャルでない企業が、出荷をしていたら「注意」を受けたそうです。


 警察は、レストランが隠れて営業をしていないか、見回っているそうです。先日、テスラー社の「イーロン・マスク氏」が、トランプ大統領に、カリフォルニア州の工場を再開をしたいと訴えたと報道されていました。トランプ大統領も大賛成だと声明を出していましたが、州の法律を決めるのは、大統領でなく、州知事です。

 そのために、テスラーの工場も再開を認められていません。マスク氏は、違法だと言われても操業再開をする。警察が来たら、自分が逮捕されると、過激な声明を出しています。

 民主党が強い、カリフォルニアとニューヨークでは、当面、ビジネスは再開できそうにありません。今回のコロナウイルス問題ですが、実際のウイルスより、驚異なのが、政治的な力による、経済破壊と住民に与える恐怖と不安のように思います。

 後、3か月間、営業ができないとなると、既存のビジネスの再開は困難なように思います。そして、本日のような、行政(警察)の威圧も、強くなっていくように思います。行政は、味方でなく、敵かもしれません。逆に、今までのような仕事はできませんが、新しいことを始めるには、絶好のチャンスかもしれません。

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