アメリカ人起業家家庭の教育①

 弊社では、仕事がらみで、あるアメリカ人若手起業家と、個人的にも大変親しくお付き合いをさせてもらっています。

 自分の子供が5名、養女が1名、合計6名の子供がいる家庭です。養女は、重度の心臓病です。お父様が、心臓外科医のトップクラスの方で、年に数名、自らの時間を使い、ボランティアで、重症患者の治療、手術(若手の医師の教育も兼ねて)をされています。中国で、道に捨てられていた心臓病の女の子を、お父様が助けられたことで、この養女をと会い、奥様が、台湾系であることもあり、うちの家族になっても、違和感がないということで、養女として迎え入れられ、その後は、高い医療費を彼女のために支払い、家族として、養女も分け隔てなく育てておられます。

 先日、広島県呉市の「とびしま」に、いっしょに訪問板いました。この時は、ご夫婦と長女が来られました。

 弊社が取り組む「過疎地、高齢化が進むレモン農園の近代化」と言うプロジェクトの視察をかねての訪問でした。

 とびしまの皆様に、大変良くしてもらったと、最終日、お礼をしたいと、自ら楽器を持っていき、皆様に音楽を演奏してくれました。





 この「とびしま」には、中学生以下が、10名しかいないとのこと。農家の平均年齢も、75歳です。言われてみれば、この島で見かけた、一番若い人が、この「シンディ」でした。

 宿泊したとびしまでは、手芸教室があり、おばあさんと一緒に手芸もしていました。


 担当のおばあさんは、楽しかったと大喜びで「また来てね。ばいばい」と言っていました。心温まる時間でした。

 年も関係なく、人種も言葉も関係なく、気遣いをして、感謝の気持ちを忘れず、そして、自らも楽しんでいる「シンディ」を見て、どのような日々の教育をしているのか、見て見たくなりました。そして、この夏休みに、REED家に忍び込みました。

 「とびしま」では、感動の日々でした。呉市長も、宿泊地に来ていただき、アメリカ人起業家と意見交換をしていただいました。街で市長のポスターを見て「あ!メイヤーだ」と写真を一枚。


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