大学生が考える、途上国における貧困解決のGoalとは①


 皆さんは、100円ショップには行きますか?とても安くて便利なものですが、私たちが100円という値段で手に入れられるのには理由がありますよね。賃金の安い途上国で、大量生産しているという事実があるためです。気にするにしろしないにしろ、このような現実を誰もが一度は聞いたことあるはずです。

 今では有名な途上国の貧困の話ですが、私がこのことについて考え始めたのは高校生の時です。ある日私は授業のビデオで、ガーナで働いている子供たちについてのビデオを見ました。彼らは毎日朝から晩までカカオ農園で働いていて、学校には行きたくても行けない。しかも、まだ小さいのに木の上に登ってカカオの実を取る危険な作業を強いられていました。この子たちが、今私が食べているチョコレートの材料を作っているのか。ビデオ越しとは言えど、それが初めて見た生々しい途上国の貧困の現状だったので当時の私はとてもショックを受けました。



 なぜ、同じ地球に生まれているのにここまで私達と生活が違うのか。少しでも彼らのことを救うことは出来ないでしょうか。

 私がそこですぐさま考えたのは、そもそも貧困とは何か、です。そしてこれに対して私が空考えたのは「学校に行けない」、「病院にかかれない」「将来に対しての自由がない」の3つです。もちろん他にもたくさんあります。しかし、考えられる貧困の特長全てに共通するのは、「選択権がない」ことではないでしょうか。病院に行くという「選択権がない」。遊びに行くという「選択権がない」。スラム街から出る「選択権がない」。つまり、貧困とは選択肢を奪われることなのではないかと考えました。

 そこで、途上国の貧困問題の解決の糸口について考えた時、目指すべきなのはその逆の「選択権がある、自由な国」ではないでしょうか。それが、自由の国と言われる先進国アメリカです。そのためこれからこのシリーズでは、選択権がある国、すなわち先進国にすることが、貧困解決のゴールになるのかということについてアメリカの内情を踏まえつつ考えていきたいと思います。

2019/8/17
吉澤由梨香

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